DCYコンベンション
フロアルール

・ ルーリングは、最新のGRS,CRSに従います。(間違いが多くて情報が遅いRPGマガジンやDuelist Japan、ホビージャパン社のサポートなどとは食い違う場合があります)
・ スリーブの使用は、裏が黒や赤などのものも含めて、全面的に許可します。ただし、全て同じ種類のスリーブを使用して下さい。また、ホログラムのついているものは、ホログラムがテキストのある側に来るように入れて下さい。スリーブにいれるときのカードの上下や、デッキを積むときのスリーブの上下もそろえて下さい。
 なお、対戦相手のスリーブを外すように要求することができます。
・ マリガンは、オプショナル・マリガンを採用します。(マリガンとは、最初の手札が悪かった時、切り直して別の手札にする事です。オプショナル}リガンの場合、無条件で換えられて相手にカードを見せないで済むのですが、1回行う毎に手札になる枚数が1枚づつ少なくなります。本来なら7枚ですが、1回すると6枚、もう1度すると今度は5枚、と言う感じです。)

・荷物の管理やトレードは個人の責任において行って下さい。当方は責任を持ちません。
・喫煙は所定の場所でお願いします。会場内では絶対にタバコを吸わないでください。
・ 会場の内外を問わず、大会中の飲酒は禁止します。
・ゴミは各自で持ち帰り下さい。

・ スタンダードの予選及びドラフトのスイスラウンドは、1マッチの制限時間は60分です。制限時間になりましたら、現在、継続中のターンを5分以内に終了させて下さい。それでも決着をみなかった場合、そのデュエルは時間切れで勝敗にはカウントしません。(引き分けでもありません)
・ スタンダード決勝ラウンドのシングル・エルミネーションは、1マッチを90分で打ち切ります。ただし、この段階で勝敗が決しない場合、現在、継続中のデュエルが決着するまで行います。なお、決勝戦には時間制限がありません。
・ スイスラウンドもシングル・エルミネーションも1マッチは3デュエル勝負です。2デュエルを先取したら、そこでマッチを終了します(2連勝したら3デュエル目は行わない)。また、スイスラウンドにおいて、引き分けを含み3デュエルで決着を見なかった場合、4デュエル目は行いません。マッチを引き分けとします。
・ スイスラウンドにおいてのみ、インテンショナル・ドロー(合意による引き分け)を認めます。(これは、決勝に残るだけの充分なポイントを獲得したプレーヤーが、予選突破を確定させ、今後の展開を楽にするために行うものです)
・ スタンダードの決勝とドラフトは、全試合が終わり次第、次の試合を始めます。よって、日程が繰り上がる場合もあります。

・その他、不明な点がありましたらスタッフにお尋ね下さい。

○スタンダード(TYPE2)
・ カードの言語は、特に制限はありません。英語版、日本語版、その他の言語など、これらが混ざっていても構いません。ただし、カードは英語の最新版に読み替えて解釈します。古い版や誤訳の多い日本語版を使っている場合は注意して下さい。
 以下に誤訳されているものを列挙します。

テンペストの「呪われた巻き物」の起動コストは3マナです。2マナではありません。
テンペストの「暖気」で回復するライフは2点です。3点ではありません。
テンペストの「ルートウオーターの潜水夫」が墓地から持ってくるのはアーティファクトです。クリーチャーではありません。
テンペストの「血の狂乱」は本当は「すさまじい激情」と言うカードです。ミラージュの「血の狂乱」とは別のカードとして扱います。
テンペストの「冬の支配」は本当は「冬の抱擁」と言うカードです。ポータルの「冬の抱擁」と同じカードとして扱います。
ストロングホールドの「擬態の仮面」は、対象としたクリーチャーと同名のカードをライブラリから持ってきます。(つまり、生け贄に捧げたクリーチャー以外に、同じ名前のカードが場に出ていないと使えません)
ミラージュの「聖なる報復者アズマイラ」にカウンターが乗るのは、自分のクリーチャーが墓地へ行ったときです。対戦相手のクリーチャーが墓地へ行ってもカウンターは乗りません。
ヴィジョンの「衝動」は、最後にライブラリをシャッフルしません。選ばなかった3枚はライブラリの底に置いたままになります。

・ デッキは、メインボードは60枚以上、同名のカードは4枚以下で構築してください。15枚のサイドボードを使用する事ができます。サイドボードを使用するなら15枚ピッタリにしてください。15枚に満たないものは困ります。基本土地でも追加して、15枚にあわせて下さい。
・ 例えば第4版のカードやポータルなどの、レギュレーション範囲外の古いカードでも、同名のカードがレギュレーション範囲内にあるのなら、使用可能です。(自分の使いたいカードが使えるかどうか、判断がつかないときは、スタッフにご相談下さい)


・予選のスイスラウンドにおけるマッチポイントの上位8名が決勝に進出します。この時の順位は、マッチポイント、オポーネントマッチポイント比率、直接対決の順に優先します(マッチポイントが等しい場合、オポーネントマッチポイント比率で順位を着けます。これも等しい場合、直接対決があった場合のみ、その結果を見て順位を決めます)それでも順位が着けられなかった場合、ランダムな方法(ダイスロール)で決めます。絶対にマッチ中のデュエル数は参考にしません。

○ブースタードラフト
 これは、各プレーヤーに同じ数のブースターが与えられ、その中からカードを選んでデッキを構築するものです。
 デッキの枚数は40枚以上になります。また、ブースターには基本地形が含まれてません。主催者側が基本地形を用意するので、それを使用します。基本地形の枚数には制限はありません。

 ドラフトの手順は以下の通りです。 
1) 各自、1つブースターを開ける。
2) そこから1枚、カードを選んで取る。
3) 残りのカードを、左のプレーヤーに渡す。
4) 右のプレーヤーから、カードが渡ってくるので、改めてその中からカードを1枚選んで取る。
5) 以下、カードがなくなるまで3)〜4)を繰り返す。
6) 新しいパックを開け、同様にドラフトする。ただし、今度はカードを渡す方向を逆にします。
 この様にして、すべてのブースターをドラフトし終えたら、取ったカードでデッキを組みます。
 注意点
・ 他人が取ったカードや選んでいるカードを見てははいけません。自分のカードを他のプレーヤーに見せてもいけません。また、それを類推できるような発言をしてもいけません。
・ 選択中に、自分が今までに取ったカードを見てはいけません。1つのブースターをドラフトし終え、次のブースターを開けるまでの間のみ、取ったカードを確認する事ができます。
・ 選択し終えたカードを次のプレーヤーへ渡すのは、必ず全員で同時に行って下さい。
・ 最初に袋を開けた時、レア1枚・アンコモン3枚・コモン11枚の計15枚である事を確認して下さい。枚数が合わない場合、スタッフに申し出て下さい。

・ 6人か8人が1グループになるようにこちらで調整します。場合によっては、希望者全員がドラフトに参加できないかも知れません。ご了承下さい。 ・ 対戦は、ドラフトが同じグループであった人同士で行います。

ドラフトに使用したカードの所有権について
 使用したカードは全て回収します。その後、レアとアンコモンについては、一堂に並べて、ドラフトの成績の順で1枚づつ好きなカードを取っていきます。最下位の人まで取ったら、また1位の人へ、と言うことをカードが全部なくなるまで繰り返します。
 分配する前に、レアとアンコモンが全て揃っているか確認して下さい。(8人の場合、レアが24枚とアンコモンが72枚。6人の場合、レアが18枚とアンコモンが54枚)
 コモンは、ドラフト参加者の内で自由に分配して下さい。ただし、こちらは成績が下位の人を優先させて下さい。