アクエリアングランプリ2002レポート

アクエリアングランプリ2002レポート

使用デッキ
4 婦警
3 ボレロ女子高生
4 尼僧
3 生霊
1 演歌歌手”難波いのり”
4 ホムンクルス
4 ゲヴラー
2 ディアボリスト
1 ハーミット”エディス・ハーキュリー”
3 星詠み”エレノール・フォーチュネート”
4 雪女郎
2 コロボックル
3 フェアリー
3 ノルン”ウルド”
4 スターフリゲート
4 欠陥アンドロイド
2 イレイザー工作員
1 ケルビム”サキエル”
4 幽体離脱
4 ヴァンパイア・キス

 キャラクター52体、内、インターセプト持ち28体、ステルス5体。ゲブラーは精神攻撃力(2)によって相打ちを狙う為。これにより、相手主力の攻撃を抑制する効果を狙っている。欠陥アンドロイドはステルスシステムと妖刀村正対策。2体の1入りネームキャラは、彗星&茶吉尼で死なないファクター&精神攻撃、兼、ガード宣言時にダメージを入れる連中(フレイア・マトリエル・五十嵐いぶき)への対策である。ディアボリストはヴァンパイアメイドへの対策で、一応はエアリアルも見ていると言う感じ。緑を相手にした時、1発や2発のハロウインパーティやラプラスの魔では死なないが、ヴァンパイアメイドで延々と殴り続けられると負ける。


1回戦目
フレイアデッキ
先手を取ったのでステルスキャラを支配してエンド。相手は風水師とタロットディーラーを支配。ステルスのパンチで風水師とタロットディーラーが出る。勝った。後は適当にウルドを置いておく。フレイア上位を作られて困惑するが、殴らせて難波いのりを場に出す。フレイアをゲブラーでガードすると幽体離脱を喰らうが、それまで。


2回戦目
西王母デッキ
青赤でゴースト主体の展開に「またフレイアか」と不安を覚えたが、出てきたのは赤い西王母。対黒ビートダウン戦と違って非ネームでのバトルでダメージを与える必要がない相手なので問題なし。


3回戦目
ラファエル
黒くて天使を展開しているので安心して見ていたが、メルキセデクが出てきて少し動揺。ラファエルも出てくるがキスで縛って終了。


4回戦
白単コントロール
もしかしたら他の色も入っているかも知れない。リパルサーを作られて殴られた段階でデッキが露見したらしく、4/3/3で素殴りされる。ブレイクでコストを無駄にしないのは良い判断。
欠陥アンドロイドがいるのにプラズマ付きのブライトパームが殴って来るというプレイミスのおかげで、ゲームが有利に運ぶ。
だが、キスを何度か打って、何とか凌ぐ。


5回戦
白青プロジェクト・パーマネントコントロール
マナフロウに風紀委員にリパルサーと言う、カプリコンで出たプロジェクト・パーマネントの使用に制約をかけるカードを大量に突っ込んでみたコントロールデッキ。
青がクリーチャー主体なのが珍しい。クローン女子高生が両方の素体になっているのが良く練られていると思った。
が、相手がこちらのデッキに気が付かないまま大量にドローブレイクを展開。そのままデッキ切れしてもらう。


6回戦
8壁
得失点差を見ると同系統っぽかったので、初手のイレイザー工作員を警戒、こちらの工作員で相打ちにする。
後はお互いに不満を述べながらプレイ(笑) 。何故か相手のデッキは緑なステルスに耐性がなく、フェアリーが大活躍。お互いにドロー0枚という異常環境の中、相手のデッキを削りきって終了。


7回戦目(準々決勝)
ドラグーン
負けた。プレイング技術で、デッキ相性の差を乗り越えられた。ショックである。 確かに、初手は事故り気味であった。キス2枚と欠陥アンドロイド以外はインセプ持ちのキャラクターであり、安易に展開は出来ない。思わず「ここに来て事故ったか」とつぶやいてしまった。聞き取られても、意味が違うから誤解してくれるだろうと思って、安易につぶやいたこの一言が命取りになった。
また「地雷には負けるが、上位に残るメタ内のデッキには負けない」と言う根拠のない自信が、イレイザーメインの相手を「楽勝パターン」と慢心し、緩いプレイングを生む温床となった事は反省しないとならない。

黒いビートダウン系なのに一向に殴ってこず、充分に戦力を蓄えられた後に、一気にダメージを与えられた。キス連発でその後を凌ぐも、1ターン差で敗北。
てーか、お互いに20枚以上デッキが残っている段階でデッキ枚数の確認が入った。と言うか、デッキ残り枚数の確認なんて、今日の大会で唯一だと思う。
感想戦時に、初手の欠陥アンドロイドセットでインセプデッキだと看破した事が判明。あのつぶやきを三味線だと判断し、その行動に対する「理」を追って、こちらのデッキを見抜いたそうだ。下手な情報戦は仕掛けない方が良いと教訓を得ました。
その後もタロットディーラー1体だけで回していたわけで、実力が違いすぎる。
最終的にこの方が優勝されました。


全く持って悔しい敗戦である。単純に言って、マッチメイク次第なら準優勝の可能性もあった訳で凹む。
負けた理由も判っている。反省点も把握している。負けた相手と次に対戦する時には絶対に負けたくない。
チャンピオンカーニバルへの出場権を得られなかったのは惜しいが、収穫の多い敗戦を経験できたのは今後の糧となるだろう。
出来ることなら、他の大会でチャンピオンカーニバルへの出場権を得て、あの舞台で、準々決勝で負けた相手に対して、リベンジを果たしたいと思う。


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