トーナメントレポートIN有明(2003/03/21)


2003年○月×日……っていうか3月21日。日本全国から生え抜きのゴミクズ……いや、マインドブレイカーが一堂に会する時。そして、何故かそこに俺もいた
「アクエリアンエイジ」
カードゲームという名の闘技が、今始まりを告げた……。



グランプリ2003決勝トーナメント アルティメット・スタイル

デッキはNakaji氏作「才能焼きデッキ」。予選や他の大会のときにも1、2回出た事があるので回し方は大体分かっているつもり。デッキの解説等は彼の大会レポを見てくださいな。
一応デッキレシピを↓に
4 ウェイトレス
4 イベントコンパニオン
3 水着少女
3 ヴァーチャルネットアイドル
4 タロットディーラー
4 マジカルエンジェル
3 トルバドール
4 アストロジスト
2 ハイブリッド猫耳娘”デ・ジ・キャラット”

3 ピュアメイド”和泉 はるか”
4 ブライトパーム”一色 真純”
3 スーパーアイドル”小鳥遊 ひびき”
4 アポストル
3 ウィッチ”ジリアン・マキャフリー”
4 死の印
4 ファラオの呪い
4 コンフュージョン

以上、キャラクター31枚、他29枚の計60枚。難点は《彗星爆弾》に死ぬほど弱い事とパワーカードの供給源に乏しい事。実際、手札はガンガンさしていかなきゃならないし、《ノルン”ウルド”》が出ると逆にこっちがありがたかったりする。





1回戦 「ジリアン・マキャフリー」デッキ ジャンケン勝利
自称初心者の方。実際デッキもプレイングも初心者っぽかったし。出てくるカードは皆スタンダードのものばかり。ドローを焼くともれなくアドバンテージが+1枚分ついてくるので機嫌よく焼いておしまい。相手がジリアンデッキだったのに逆にジリアンで殴り殺してしまったというおまけつき。完勝。





2回戦 「ジャマー&ステルス」デッキ ジャンケン勝利
初ターンに《バーキープ》を支配したところから極星デッキと決め打ち、ファラオで《バーキープ》を除去るとあとは出てきた黄色い生き物を端から焼かせてもらいました。頃合を見て”小鳥遊ひびき”で殴りはじめると黒い生き物登場。どうやら「ジャマー&ステルス」のご様子でしたが殴ってしまえば同じ事、押し切らせてもらいました。





3回戦 「極星帝国」デッキ ジャンケン勝利 
フレンドリーで眼鏡をかけたなかなか感じのいい人。相手は初ターンに《タロットディーラー》《ガーディアン》《蛟》を支配。一応ドローを焼いておくと2体目の《ガーディアン》登場。こちらは焼き呪文が 途切れるがさすがにドローが1だと相手もキャラを引かずに膠着する。
そのうちに相手も動き出すが序盤のアドバンテージを維持する事により勝利。何気にツモが悪くて苦戦しました。





4戦目 「赤緑ファッティ」デッキ ジャンケン勝利
相手は支配キャラとコストから緑デッキっぽい。しかし、コストの中に一枚不気味な《茶吉尼天経》を発見、変な汗をかく。メイン色である緑を焼きたいが《茶吉尼》も食らいたくない。とりあえずすごい勢いで出てくる《鬼形》と《シテ》を除去し続け、なんとかジリアンまでつないでフィニッシュ。4戦目で意外とシロウト臭いデッキに遭遇すると結構ビビリます。





5戦目 「ヴァンパイア」デッキ ジャンケン勝利
相手は初ターンに《ヴィクティム》《風水師》を支配し、《ノルン”ウルド”》を放置。コツコツとドローとキャラを焼いていくが出てきた《ヴァンパイア・エルダー》に殴られる。除去に苦戦するが”ウルド”が場に出ているおかげで毎ターン精神攻撃持ちのキャラを支配する事ができたので相打ちで仕留める。気が付くと相手はドローアウトしており、このデッキを使っていて初めてドローアウトで勝つ。
が、どうも相手の態度が良くない。「事故った」としきりにくやしがり(は、別にいいんだけど)、「なんでこんなルールもろくに分からないような奴に負けなきゃならないんだ」みたいな事が顔に書いてある。別にこちらも運が良かったわけではないし、相手のデッキ構成を見たがとびきり相性が良い訳でもない。強いて言えばプレイングが悪かったのだと。
まぁ、こちらは勝者なので何を言うわけでもなく、「ごちそうさま」みたいな顔をしてさよならしたけどね。


結構長くなってきた6回戦目 「青い」デッキ ジャンケン勝利
相手は初ターン《ディーラー》のみ支配。ここまで勝ち残っていて《ディラー》が出てくることから青焼きデッキと思われる。当然先攻が有利なので片っ端から青ファクターを焼ききって勝利。さすがに相手が初ターンに1キャラしか支配しなければ勝てますわ、ええ。
この時点で自分のデッキの”小鳥遊ひびき”が実は相手の(ネームレベル)ファクターを潰すためのもので実は殴らなくてもいいんじゃないかと思い始める。しかもデッキに3枚。

ブレイク→殴って死ぬ→ブレイク→殴って死ぬ……これか!?このためなのかNakaji!?

まぁ、序盤のパワーカードになる候補ナンバー1だから問題はないが。





準決勝 「黒単”ィアーリス”」デッキ ジャンケン勝利
何気にここまでジャンケン全勝(笑)先攻をとらないとかなりつらいデッキなので命かけてジャンケンしました。
今大会初めて黒に出会いました。《彗星爆弾》を打たれなければなんとか戦える範囲なので必死に警戒しながら戦う。序盤はドローコントロールとパワーカードを削る事に専念し、場を膠着させる事に成功。
しかし、中盤に差しかかるとさすがにブレイクしたキャラを除去りきれない。エネルギー供給が乏しいので《ステルスシステム》即パンチだけ警戒して粘りつづける。
そして山場が到来する。相手が”ィアーリス”をブレイク!タフネスが貧弱なこのデッキには驚異的なブレイクでございますよ!相手はとりあえずパワーを2にしてエンド。
さて、俺のターンのドロー4枚。死の印来い!死の印来い!死の印来い……!


「《イベントコンパニオン》《ピュアメイド”和泉 はるか”》《ブライトパーム”一色 真純”》《コンフュージョン》」


《死の印》は無いが電波の飛んできそうな手札。ブラフも兼ねて手札から《コンパニオン》を出して”和泉 はるか”をブレイクしてみる。相手は勿論警戒してこれを無視。しかし、次に”一色 真純”をプレイするとさすがに耐えきれずに”ィアーリス”のエフェクトで阻止してくる。
やった!!待ってましたかのようにパワー0になった”ィアーリス”に《コンフュージョン》、除去に成功。ターンエンド。

しかし相手もさる者、裏のターン手札0でドロー2から見事なタイミングで《ステルスシステム》をツモ。パワー2の《スケイルドラグーン》に装着して殴りだす。こちらは《死の印》で焼きたいが引いてくれない。相手の次ターンパンチも乗り切ってもう1チャンス!頼むぞドロー4!!


ズビヤャャャャャャャャン!!(←ドローの音)


スカ。
そして昇天
頑張ったんだけどね、力及ばず。余談ですがこの人が後に優勝。でもなかなか燃える戦いだったので楽しかったですよ、本当。《システム》を引かれたのも《死の印》を引かなかったのも全部ひっくるめてもいい試合だったと自分では思いますよ。





3位決定戦 「黒単ビートダウン」デッキ ジャンケン負け
初めてのジャンケン負け。しかし自分的には3決なんて消化試合なので興味はございません事よ。
序盤は無難に展開、しかしここで大罠。恐怖の《彗星爆弾》発動。
興味云々よりも勝てませんよ、これじゃぁ。おまけに《パニッシュメント》を2回打たれて辱められました。相手のデッキも結構練りこんであったので問題なく負けました。アーメソ。





結果として4位でした。が、ここまで勝つつもりは毛頭(勝てると思っても)なかったので結果には満足しています。下手に勝ってしまえば「ぎゃざ」とかに載るし、かなり勘弁ですので(笑)
それでも大会自体楽しめたし勝つだけ勝ったから思い残す事もありません。できる事ならば今日得た教訓を次回への足掛けとなってくれることを期待するだけです。

今回の戦歴の全てはデッキを提供してくれて車までだしてくれたNakajiさんと調整その他もりもり手伝ってくれた人のおかげです、ありがとう。とても感謝しております。と、言っておかないといけなさそうなので言っておきます(笑)
それじゃぁ最後に、この駄文を読んでくださった方にも一言、ありがとうございました!