Nakajiの日記99年 1月


31日(日)

 今月最後の日記。下が10日前の日付たけど気にしない事にしよう。
 夜、ふとテレビをつけるとNHK教育にて劇場版パトレイバー2の1シーンが写っていた。ちょっと観ていると竹中直人が出てきた。彼の番組かな?と思っていると、おもむろに見慣れた顔が出てくる。
げ、押井守氏へのインタビュー番組だ!
 新聞をチェックしていなかった事をちょっと悔やむ。
 内容は、デジタル技術で映画がどう変わるか?とか、次回作がどんなものなのか?とか言う話だった。「天使のたまご」の映像を流して紹介した後の話題が「押井氏に『ルパン三世』の映画の話が来て、半年ほど準備していたが、推井氏が上げた脚本が通らずに流れてしまった」と言う話だったのには大爆笑。聞き手が自分自身も映画監督である竹中直人であったので、実に実りのある番組であった。
 途中からだった事もあり、また、インタビューを聞く事に集中してしまってビデオに撮る事を忘れてしまったのが悔やまれる。押井氏らが実験的に作った「実写版パトレイバー」とか、かなりレアな映像が含まれていたからだ。
 しかし、見なかった前半10分はどんな話題だったんだろうか?『攻殻機動隊』『うる星やつら2ビューティフルドリーマー』『劇場版パトレイバー』を紹介していたのだろう。『御先祖様万々歳』『迷宮物件』なんかを紹介していたら誉めてあげたい。後の方の話の流れから実写作品については触れられてなかったらしい。『トーキングヘッド』ぐらいは紹介してもよかったと思う。Evaのラスト2話に多大な影響を与えた、とか言う風にね(笑)

 ちなみに「ようこ2」の話は、確定情報はないらしい。2月のアニメ誌発売を待つしかないのか?

今日の一曲:「君はオリジナル」かないみか


20日(水)

 またまた、3週間ほどのサボり(笑)。  言い訳をすると、年末に風邪を引いてコミケへ行けなかったと書きましたが、正月にその風邪がぶり返しました。それで、あの後にかけなかったのです。
 風邪が治った後は徹夜でにRPGに2晩もつき合わされました。その後は、甲府でのマジックの大会が1/10にあったのでその準備。それが終わると学校が始まり、課題に追われる毎日でした。
 つまり、日記を更新している暇がなかったと言いたいのですが、チャットで会った人間なら知っている通り、この間に「サクラ大戦」なんかにハマったりしていました(笑)。

 で、今日、改めて日記を書き始めたのは、トンデモナイ情報を耳にしたからです。こんな話を聞いたら、書かざるをえません。
 かないみかさんのファンMLである「ようこそin公園通りML」経由で知ったのですが、
「アイドル天使ようこそようこ」の続編が4月よりテレビで放映されるらしい。
そういう書き込みがよっきゅん.comの掲示板にあったそうです。書き込んだ人のソースが知人からの伝聞なのだそうで、ちょっと信憑性に欠けるのですが。
 こういう情報を聞くと、不安と期待が入り交じった変な気持ちになります。特に「ようこ」の特殊性を考えると、不安が大きくて困ります。
 昔、冗談記事として書こうとしたネタ(今も暖めているけど(^^;)に”「ようこ」OVA(映画)化”ってのがあります。全編、ミュージカル調のアニメで、曲作りは岡崎律子さん(西村とろりん主演の手話ミュージカル「オズの魔法使い」で作詞作曲した経験があります)で、脚本は当然のように首藤剛志。新監督として湯山邦彦を起用。アニメーターはライブの人なら誰でもいいんだけど、敢えて、わたなべひろし(でも、今や「スレイヤーズ」や「オーフェン」で監督してんだよね)。キャストは当然オリジナル通りで新キャラクターには飯塚雅弓。まあ、わかる人は笑ってくださいと言うネタなんですけど。
 何故、こういう方向に脱線したかと言うと、新作の方のスタッフが誰になるか非常に不安なんですよ。僕としては、脚本の首藤剛志が外れることはまずないと思っていると、万が一に外れた場合は目も当てられないと思うからです。で、首藤さんは今、「ポケモン」のシリーズ構成なんですよね、確か。あれが4月までには終わらないと思うので、2作平行して作ることになるのかな? まあ、脚本が首藤さんなら、監督は誰でもいいんですけど。でもやっぱり、ミュージカル調にするなら息のあった湯山さんがいいですよね。
 他にも問題がある。実在するアイドルの方の田中陽子とそのプロダクション関連。「ようこ」は打ち切り終了なんですが、その理由は田中陽子がアイドル辞めちゃったからなんですよ。親衛隊の1人と駆け落ち同然に結婚して逃げちゃったらしい。そんな田中陽子との関連はどうなるのか? そして、多少なりとあの作品の権利を持っているホリプロの反応はどうなのか? もしかしたら、2代目田中陽子なるアイドルが出てくるのか? でも、あんな終わり方をした縁起でもない名前を付けられるとは思えないけど。そうなった場合、ファンシーララ同様、そのアイドルがよっきゅんの声をアてるのか? 歌が非常に上手で、独特の甘ったるい声にメロメロのファンが多いかないみかさんと比較されるのは残酷だし、かないみかさんを押しのけた場合、全国の「ようこ」ファンの恨みを買うことは必至だろう。
 まあ、不確定情報でここまで思索しても仕方ないのだが、不安が多いのは事実だ。
 最後に、もし、本当に放映されるとしたら、時間帯は何時になるかの、のブックメーカーを開こうと思う。(笑)
 2倍 日曜日 9:30:ファンシーララの時間枠。ガサラキもそうだけど、一見、子供向けを装ったマニア向けのアニメが放映されている時間枠。
 3倍 木曜日19:00:ポケモンの時間帯。首藤&湯山コンビが制作するとなると、現在、彼らが作っている番組の後番となる可能性大。
 5倍 月曜日18:00:前作の時間帯、そして(以下略)
 8倍 月曜日25:15:完全にマニア向けと絞った作品として、深夜枠に放映される可能性も否定できないと言うことで。
10倍 金曜日18:00:「姫リボ」から「こどちゃ」まで、少女向けアニメの定番の時間帯。
20倍 これ以外の時間枠:平日の18:00からの1時間とか、深夜枠とか、可能性がある時間帯はいくらでもある。
30倍 テレビ東京以外:一応(笑)でも、ミンキーモモがテレビ東京から日本テレビに移った前例もお忘れなく。

今日の一曲:「陽春のパッセージ」かないみか