CREATER 7's reach

クリエーター7/サーカスのリーチ目考察

クリエーター7とサーカスは、北電子の4号機です。この2台はどちらもリーチ目が 同じです。特定絵柄の直線です。これは、5ライン共に有効なのですが、雑誌によって は、ある組合せの場合、特定のラインは無効である、としていて混乱があります。 これは、何故そのようなことが生じるかについて考察したものです。
まず、リーチ目のとなる絵柄の組合せについて述べます。この台は、右リールは 「7」か「BER」(サーカスでは「パンダ」)、中リールでは「7」「BER」 に加えて「$袋」(15枚小役、サーカスでは「ピエロ」)、右リールでは、 「7」「BER」「$袋」に加えて「REPLAY」です。
これは、先ほども述べた通り、5ライン共通のリーチ目です。基本的に鉄板目です。 しかし、雑誌によっては中リールが「$袋」の時は、中段と右下がりの直線ではリーチ 目にならない、としているものもあります。これは、このリーチ目がある条件下で ガセるからです。それは別の有効ラインで「$袋」がテンパイしている時です。逆に 言えば、「$袋」のテンパイがなければ、中段と右下がりでもリーチ目(やはり鉄板目 )となるのです。
なぜ、このような事が起きるかと言うと、リール制御上の問題です。小役フラグの 立ってない時に小役を外す事が、ボーナスフラグが立っていない時にリーチ目を 作らない事よりも優先されるからです。この台のリール配列上の問題で、小役を外す とリーチ目の並びになってしまう箇所があるからです。
で、問題のガセ目となる出目ですが、2つあります。まず1つ目はこれです。

7/B
−−− −−−
$袋 $袋 −−−
7枚 7枚 ???
(7/B=「7」「BER」、7枚=7枚小役の絵柄、???=「7」「BER」「$袋」「REPLAY」)

右リールは上から「$袋」「10枚小役」「REPLAY」「7枚小役」と言う並び を繰り返しています。ですから、裏を返せば、フラグが成立していない時、表の??? の箇所には「10枚小役」「7枚小役」が来ます。そして、この場合、「10枚小役」 がここに来ると、中段で15枚小役である「$袋」が当たってしまいます。かと言って 「7枚小役」が来ると今度はこちらが当たります。よって、???の位置には「$袋」 か「REPLAY」が来ざるをえなくなり、ガセ目となるのです。
2つ目はこれです。

$袋
−−− −−−
BER $袋 ???
$袋 −−− −−−
(???=「$袋」「REPLAY」)

こちらの場合も同じです。???に「10枚小役」「7枚小役」が来ると、斜めの ラインで「$袋」が当たります。よって、ここにも「$袋」か「REPLAY」が 来ざるをえなくなり、ガセ目となるのです。
ちなみに、斜めのラインが無効になる1〜2枚掛けの場合は鉄板目になります。
余談ですが、リーチ目の形と「$袋」が同時にテンパイする例はあと1つあります。 これは、次の形です。

=7=
−−− −−−
−−− $袋 −−−
$袋 −−− ???

この場合、「$袋」が右上がりに揃うと???に「REPLAY」が来ます。これは 当然ガセですが、それ以外の場合は、???に「10枚小役」「7枚小役」が来ても、 他のラインで小役が揃うことがないので、リーチ目(当然、鉄板目)になります。


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