私がマジックを引退する理由


マジックをやめます。

いろんな人にその理由を聞かれるので、以下にその理由を書き連ねておきます。
最初に挙げるのは、WofC社がカードを発行するペースが早くてついていけない、 と言う事です。VI・5th・WLが2月おきに出たのは別に厳しくはありません。5thの 採録対象となっている過去のエキスパンションは全て買ってあったので5thを買う 必要がなかったです。
独立型のエキスパンションを年1回に加え、年2回の追加エキスパンションの発行。 これは多過ぎると思います。4カ月に1回、新しいカードが出る計算になります。 カードの購入がつらいし、それだけ沢山の新しいカードを覚えないとなりません。また トーナメントの環境も変わるのです。
’94年は基本セットが2回と追加エキスパンションが4つ出ていますが (僕はこの頃はまだマジックに手を染めていなかったけど・・) この時よりもタチが悪いのは「新しいカードが出る」=「古いカードが消える」と 言う事です。
つまり、長くても2年、短いものは1年間しか使えないのです。これはちょっと酷過ぎる。
次に、ルールの問題があります。厳密に定義されているが上にもの凄い分量に なっているのは問題ないのですが、これが1カ月単位で変更される。しかも、 裁定の逆転がしばしば起こるのです。未だ試行錯誤の段階にあるマジックです。 これは仕方ない事なのでしょう。
でも、在庫の都合でTYPE2で使えるカードころころと変わるのは解せないです。 現在の基本セット+2つの追加エキスパンションブロックの制度もいつ変わるか わからない代物です。

これらの理由により、マジックを続けるには、大量のお金と時間を消費します。 そして、現在、大学4年目なのに未だに2年次の内容をやっているのです (つまり、2度留年した)。筑波大学は大学ではないので、学士としては6年間しか 在学できません。そんな余裕がなくなったのです。
再開するとすれば3年後になります。その頃にはミラージュブロックのカードも TYPE2落ちしているでしょう。そういう訳でカードを処分しました。また、現在、 マジックを中心にHPを更新しているのは、オークションの客寄せの為です。