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つまり、「私は日本語版のカードじゃなきゃダメ」なんて甘いことを言っていてはいけない、と言うことです。
今の所、これはまだ基本でしょう。最大の理由は日本語版が発売されていないエキスパンションが存在するからです。TYPE2ですら、ホームランドとアライアンスがあります。特にアライアンスは強いカードが多く、また、当面の間、TYPE2から消えないのです。一部のカードが使えないのは非常に大きなハンディとなります。
また、
カードの購入や
トレード
の幅が広がります。カードの集まり方が段違いです。これらについては、別の項で述べます。TYPE1や1・5を目指すなら、安いドイツ語版リバイストやイタリア語版レジェンド・ダークは大きな存在です。
相手が知らないカードを使ってきた時、そのテキストが確認できないと辛いです、もっとも「知らないカード」なるものが存在してはいけないですが。それでも、ほとんど使われないカードのテキストまで全て暗記する訳にはいかないで、プレイ中に参照する必要があるでしょう。
結論としては、
まず、絶対にやってはいけないことを1つ挙げます。それは、
これは非常に重要。
人数が多ければ、それだけ多くの種類のデッキと対戦する経験を得られる訳です。たがいに高め合うことで、自分も強くなれます。
また、仲間が多いと、トレードできるし、カードを共同で購入して単価を下げることが出来ます。うちらの回りでも、誰かが東京へ出かける場合は、みんながカードを注文します。個人個人で買いにいくよりも効率が良いからです。
これは、主に情報の早さです。
「外国ではどんなデッキが開発され、流行しているか」とか新しいエキスパンションの情報、DCI本部からの制限/禁止カードの変更など、RPGMだけでは遅過ぎます。
インターネット上ではカードの発売よりも前、プレビュートーナメントの後くらいに
カードリストが公開されます。また、これよりも前に、多少出所の怪しいリストも
出回ります。これをftpなりWWWなりで落してきて、使えそうなカードを
代理カードで入れて使ってみるべきでしょう。
こう言った情報はメーリングリストで得られます。他にも。有益な情報が多く手に
入るので、メーリングリストにも参加するべきでしょう。
ある程度上達するまで、特定の色しか使わないのはなかなか有効な手段です。理由は2つあります。
1つは同じようなデッキに対して熟練度が上がります。長い間使っていたデッキと言うのはそれだけ色々なデッキと対戦し、チェーンナップされてきたと言うことです。この経験は、1つの大きな力となります。私の友人で、アイスエイジが出て以来、黒青のZur's Weirdingデッキを使い続けていました。その結果、’96年9月の東京大会において、予選であの塚本氏(世界選手権に日本代表として参加し、日本人最高の14位になった方)を破って決勝に進出するまでになりました。
2つ目の理由は、カードの資産をその色に寄せる事ができるからです。ある2色だけを使うことにして残りの3色を全てその2色のカードにトレードしてしまえば、実質的には倍の資本を投入して色は均等にカードを集めている人と同じ程度の資産でデッキを組める事になるのです、
買うだけでは必要なカードは集まりません。それはまあ、ある程度の量は買わないと話にならないのですが、ある程度が揃った上で必要なカードを手に入れるとなると、トレードの方が効率が良いです。
手始めは、仲間内とのトレードでしょう。その為にも仲間は多いことには越したことはないのです。
でも、それだけでも不十分です。大会に参加したり、フリープレーの出来る場所に赴いたりしましょう。また、メーリングリストやWWW上の掲示板やチャットなんかも格好のトレーディングチャンスを提供してくれます。
あとは、良いトレード相手を探すことです。「良い相手」とはカード価値を知らない初心者ではありません。そんな人からカードをだましとるようなことはよくありません。
ここで指しているのは、自分と価値観が大きくずれている人とトレードすると言うことです。自分の使っていない色を使っている人とするのはお互いの為になります。また、純粋にマジックのカードをコレクションしている人や、あるセットのコンプリートを目指している人、あるイラストレーターのファン(ネネ・トーマスは人気が高い)も良い相手です。中には特定のカードのカードをひたすら集めている人もいます。そう言う人なら、カードの価値でみると非常に有利なトレードができます。
とにかく、大会に行くことです。やはりこれにつきます。
まず、自分が参加することでデュエルの経験が得られます。特に真剣勝負の経験は非常に大きいです。
また、多くの人が来ていますから、トレードの機会が得られます。
最も大きいのは、上手な人のプレイを見ることが出来ると言う事でしょう。特に、決勝ともなるとすごい戦いになるでしょう。上位の方の試合は見物しておくべきです。
基本的な、遊ぶのに必要なルールではなく、もっと細かいルールのことです。 とりあえず、GRSには目を通しましょう。何ができて、何ができないか知ることで、 プレイングやデッキ構築に幅が出ます。また、相手が不正な行動をして有利になるのを 防げます。