デッキ構築講座その4:3段デッキ(スタンダード)

3段デッキの思想

あなたが仮に「優勝すると声優さんと一緒に旅行に行ける」に憧れてアクエリを始めたのであれば、デッキ構築能力やプレイングなど上級者との経験の差を埋める方法が1つだけある。
それは、DVDの限定版を3つ買ってきて(全国のゲマ屋では未だに売れ残っている)、3段デッキを組むことである。3段は限定版付属のプラチナパックでしか手に入らない。また、必要なパーツの大半は、付属の構築済みデッキの中に入っている。

3段デッキは、一見するとワントップデッキと変わらないように見えるが、本質的には大きく違う。
アクエリというのは、デッキからカードを場や手札に持ってくる能力(補給線)を確保しつつ展開するゲームなのであるが、インフィニティを持った3段は補給線を確保する必要がない。2ファクターと3コストを確保してすれば3段をプレイできて、残りの手札を全部パワーカードにしてしまえば、次のターンから動き始める。
それでいて、単体の性能だけで、多少のデッキ構築やプレイングの差を無視して勝利をもぎ取る事ができる。3段デッキに必要なのは、3段をそろえるだけのドローと、完成した3段を除去から守るためのカウンター(アブソリューソン・魔切り・相転移)だけである。今なら、ユニコーンの恋人に入っている「エフェクトの効果を受けない」キャラクターを3段ブレイクの素体として入れるのが良いだろう。メカィアーリスやアシュタルテーのエフェクトでブレイクを妨害されることがなくなる。

三段の運用上の注意は1つだけ。
三段目が完成してまうと、大抵の相手は勝つ手段がなくなる。そこで、時間切れによる引き分けを狙ってくる不届き者が存在する。そう言う輩と相対した時は、臆することなくジャッジを呼んで遅延行為をしていると訴えよう。

今回、デッキレシピは敢えて示しません。
オフィシャルサイトに行けば、参考になるデッキが公表されている。
ステラなら、2003年のチャンピオンカーニバルを勝った2GOさんのデッキを、藤宮真由美なら、コロシアム10で2位になっているデッキを参考にすればよい。
これらに、魔女っ娘やミラクルガールを入れれば、良いデッキに仕上がると思う。


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