日記(2003年5月)
過去の日記
昨夜は眠くて考察がおざなりになった後半の勢力に、もう少し突っ込んでみる。
まず、極星帝国。主力の3分類別に、デッキを組んだ場合のパターンを考察してみる。
○スキャナー
バーキープ
ロースヴァンパイア
メリーメイド
バランサー
王女
プリンセス
キャンセラー
ようやく、巫女やミスティックに匹敵するだけの足まわりが確保された。支配1ドローのフェアレディを入れなくても極星のキャラが足りているのは良い感じ。おてんばプリンセスとかフェアレディを入れるなら、♂分類のチャージを入れておいた方が良いだろう。
が、中堅サイズのブレイクに適当なものが存在しないのが悩みの種。リンもサブアタッカーには良いがメインアタッカーは張れない。
タッチカラーを考えた場合、白のにスクール水着少女、青にホムンクルス・リキッドが居るのが良い感じである。
○トライ
三眼少女
ブロワー
バランサー
トライ
ドロワー
ゲイザー
スキャナーと比べて見劣る。スキマーやインド少女は相手に奪われる可能性が高いから入れたくない。すると支配1ドローまで入れないとならないのは辛い。
まあ、バランサーのおかげでスキャナーと混ぜやすいのは好材料だろう。あと、ゲイザーによって後半には余剰となるドローキャラの分類を染め変えれるのは良いだろう。
○ウォリアー
少女剣士
娘子兵
ソーディアン
女戦士
調理兵
トライと大差ない。どっちも、コレにバーキープと♂分類のチャージを加えることになるだろう。
極星帝国の場合、むしろ♂ウォリアーが有力かも知れない。赤にタッチしてこんな感じになる。
軽装歩兵
グラディエイター
ドラゴンナイト
剣士
ロイヤルガード
軍医
ウォリアー
伯爵
士官
重装歩兵
忍者戦士
軽ブレイクだけで殴り倒しても良いし、アーサー王や信長をフィニッシャーとして持ってきても良い感じである。
次にダークロア。ここは分類が多いなぁ。
○悪魔
小悪魔ウェイトレス
小悪魔
セールスデビル
ヘルハウンド
デーモン
悪霊
悪くない充実ぶりだろう。1ファクターや相手ファクターの軽ブレイクがでたのが好材料で、ディーヴィにスムースに繋がるだろう。余計に引いたても殴れるサイズだし。
○鬼
貧乏神
鬼娘
オシラサマ
鬼形
鬼姫
軽ブレイクは充実しているが、その分キャラが弱い。地邪鬼や色鬼も居るけど、これらはメタ次第で出し入れするべきカードだからな。ましてや鬼少女やシテなんて可能なら入れたくないだろうし。
○マーメイド
マーメイド
ウンディーネ
マーライオン
ラナウン・シー
人魚姫
ローレライ
文句なく、緑で最も回しやすい分類。赤にレブンカムイがあって組み合わせしやすい。緑の方も小妖精などを入れて赤側がコーストでまとめやすい構成にするべきだろう。
足まわりが優秀な分、大型ブレイクがなくて決定力に欠けるのが、使われない主な理由だろう。
○モンスター
小妖精
エルブンメイド
クルラコーン
ヴィルデフラウ
ライトエルフ
エウルブンウォリアー
軽ブレイクが充実。チャージキャラもそれなりにあるけど、精神力が0のものが多い。素体だけでいいなら、モンスター分類なキャラは他にもいるし、極星帝国からスノーエルフを引っ張って来ても良い。
○ヴァンパイア
ヴァンピレス
ラナウン・シー
ヴァンパイア・ハーミット
むしろこの分類は、他の勢力とのタッチカラーを考えた方が良いだろう。白にはアルビノがいて、赤には魍魎がいて、黄色にはローズヴァンパイアが居る。
ヴァンパイア・アンセスターを巧く使いたいんだけどなぁ。ちょっとキャラや軽ブレイクが不足してるんだよね。
○ワーウルフ
ライカンスロープ
捨て犬
ヘルハウンド
天狐
ダークロアにしては比較的恵まれている方。捨て犬が精神力0で分類にゴーストも持っているのが気になるが。
○ワータイガー
虎娘
豹司書
マーライオン
キャラは比較的充実してる。
が、軽ブレイクで使えるものがない。
SagaIIの発売直前に、先行販売を買った人達の作ったリストがネットに流れているのを見た時「キャラゲー化はマジ勘弁」って趣旨の書き込みを自分の掲示板にした。これに対しては「流れが読めてない」などと批判を受けた訳だが、実際に蓋を開けてみると、私が危惧したような『真由美が!美作が!ディーナが!アシュレイが!レイナが!入れ替わり立ち替わり暴れまくるようなキャラゲー』にはならなかった。
初期はアシュレイ最強説も流れたが、SagaII時代の半年間、スタンダードのトーナメントシーンは常に青単焼きが支配し続けていた。青単焼き対死巫女のトーナメントシーンに途中から青単焼きメタな黄青ジャマーウォールが加わって三つ巴の様相を呈したが、その中から抜け出すのはいつも青単焼きであった。コロ8.5の2GOさんに始まり、コロ9にはらをーさんが、TCは再び2GOさんが青単焼きで優勝を決めていた。この間、サバト6では黄青×2と赤緑と言う青単メタなデッキ構成のチームが優勝している。そして、カシオペアの追加されたGPこそ佐々さんの死巫女が優勝したものの、続くサバト7ではらをーさん率いるアクエリアンエイジ中等部が青単焼き×2と黄青ジャマーウォールと言うチーム構成で優勝した。
青単焼きと死巫女の2つ台頭したのは、デッキの安定性が飛び抜けていたからだろう。即ち、阿羅耶識の霊能者とWIZ-DOMのミスティックの2つがキャラと軽ブレイクの充実ぶりが飛び抜けていたのだ。
共に、その色のドローキャラを持ち(羅盤師とディーラー)、精神力1のチャージキャラが2体いた(神女と八尾比丘尼、パンクウィッチとアストロジスト)。あまり使われていないかったが「支配すると1ドロー」のアビリティを持ったキャラもいた(祝巫女とメイガス)。軽ブレイクを見ても、1F0Cのバニラ・1F1Cドロー・1F1Cチャージが揃っていた。
ここまで揃っていれば、ミスティックと巫女が台頭するのは当然だと言えよう。この2つの比較となった場合、同じ色にコンフュージョンと死の印を抱える青単焼きの方が、タッチカラーで焼きを入れている死巫女を上回るのも当然である。
さて、こんなSagaII時代の反省を頭の片隅に入れてから、タウロスのリストを見た段階での各勢力の原始感想を述べてみよう。
E.G.O.
阿羅耶識
WIZ-DOM
強化されたのはタレント・イレイザー・クリーチャー。
さすがにミスティックはこれ以上の強化はなされなかった。が、強化された分類が多い為、1つ1つがそれほど充実したとは言えない。
個人的にはもう少しスカラーを強化して欲しかったが、チャージキャラが1種だけ増えたに留まったのが残念。
ダークロア
基本的にパラメータがバランス良くて強い分、キャラの分類が分散していてイマイチな印象を受ける勢力。
その中では、悪魔とモンスターが比較的恵まれた分類だと言えよう。特に悪魔へ1F1Cのチャージブレイクが追加されたことの影響はスタンダードに留まらないだろう。
あと、マーメイドに精神力1のチャージがでたことは、アルティメットには大きな影響を与えそうである。
極星帝国
主軸であろうスキャナー・トライ・ウォリアーが均等に強化されている。
均等に強化されているせいで、とれかの分類が飛び抜けて揃っているという訳ではないのが残念。
結局、ドローキャラが追加されたわけではないので、どの勢力も、現状あるドローキャラの持つ分類が中心になるの状況はあまり変わっていないように見える。
ゴーストのような強化された分類がドローキャラに分類がなくてもどれだけ戦えるかは、テストプレイを重ねてみるまで判断が付かない。
クラコロの決勝に行ってきました。
1回戦目が不戦勝だったものの、2回戦・3回戦と順調に勝ち抜き、ベスト16まで行ったところでyuuさんに当たりました。お互い、北本の予選で対戦した時とほぼ同じデッキ。予選の時は勝ったけど、その敗戦で学習したyuuさんにきっちりリベンジを決められてしまいました。
さて、タウロスが先行発売されてました。もうリストもネット上に上がっていて、目を通しました。その中で、目を疑ったカードがあります。
それは、女傑とヴァンパイア・アンセスターと重装歩兵です。このサイズの非ネームブレイクが▼が付くだけで2F1Cってのは、SagaII時代と比べてカードパワーが上がり過ぎです。
それぞれのアイコンの充実具合によっては、これらを中心にした軽い非ネームブレイクでのビートダウンがメタの中心に来るかも知れませんね。後手1ターン目に尸解仙をフルパワーにして、次のターンには1F0Cブレイクでファクターを増やしてからヴァンパイア・アンセスターブレイクで即パンチ3発とかね。