日記(2003年7月)

過去の日記
31日(木)

”リカヴィネ”狂走曲

長野界隈では「山梨の名無し氏」と呼ばれているアクエリ仲間から、”リカヴィネ”の存在を知らされる。既に夜中だというのに、居ても立っても居られなくなって、買いに行く。
氏は仕事帰りに、私の家の近くのセブンイレブンに立ち寄っており、既に売り切れている事を確認したそうである。ならば市街地を離れ、あまり人が寄りそうにない店を狙って探す事にする。
おかげで2件目にしてリカヴィネを発見。ディスプレイボックスから出して手つかずだと思われる12箱を無事に確保する。

この夏の萌え補給はこれで完璧。


13日(日)

今日は「おもちゃのさいとう」さんでブロックトーナメントの予選会です。
あいにくの雨模様で参加者は少なく、11人でした。奇数だったので、大会運営に来ていたARALM氏にも参加してもらって偶数になるようして大会が始まりました。ARALM氏はデッキを持ってきていなかったので、私がデッキを貸しました。先週にPUL氏に貸したデッキと一緒です。

結果を言うと、今回は全勝で私が優勝しました。最終戦はARALM氏との対戦になりました。先週のPUL氏が回した時は、そのデッキに負けています。同じデッキ、しかも自分が貸したデッキに負けるのはネタ以外なにものでもないのですが、今回は運良く(?)ARALM氏が事故ったので勝てました。

優勝賞品にまた『悠久の処女』1箱を頂きました。前の日記でも述べたとおり、私は『悠久の処女』は15箱以上も旧FB山梨で買っていたので、もう要りません。
特に最近になってから始めた人にとって、ドローキャラとか充実している『悠久の処女』は、アルティメット用の資産を補充する意味で良い賞品なのだと思います。単に私が買い過ぎで不要にしているだけです。本当なら15箱も要りません。仕事とかでストレスが溜まっていた時期なので、仕事帰りとかでデュエルスペースに寄ったついでに、ストレス解消に1〜2箱を開けると言う生活が続いていただけです。今じゃ、仕事帰りに寄れるようなデュエルスペースがなくなってしまったので、そう言うことはできません。残念です。(一応、定時に帰れれば「おもちゃのさいとう」さんのデュエルスペースには寄れる計算なんだけど、今は定時になんて帰れない)
そう言う訳で、今回、頂いた『悠久の処女』は、次のチャージ3の賞品に回します。楽しみにしていてくださいね。


7日(月)

1日の日記に書いたサイトから拾ってきたコラム。
コラム「大会開催を考える」
やはりマジックの話だが、アクエリなどの他のTCGにも通じる話である。大会を主催している人・大会に参加している人の両方に読んでもらいたいと思い、ここで紹介する。

このコラムを読んで思い出したのが、それまで続けていたマジックの大会を辞めた理由だ。
私は過去に甲府市内において『DCYコンベンション』と言う名前で不定期にマジックの大会を開いていた。私が『DCYコンベンション』を開く前から、甲府市内では『甲州杯』と言う大会が定期的に開催されていた。『甲州杯』はユーザ主催なので開催者の都合が付かない時は2ヶ月くらい開催の間が空く時もあったので、その隙間を埋める目的があって『DCYコンベンション』を開催した。
その後、『甲州杯』の開催メンバーが大会の主催を続けられなくなったので、『甲州杯』の運営を引き継ぐ事になった。
『DCYコンベンション』と『甲州杯』が、私の開催していたマジックの大会であったが、ある時、『甲州杯』の運営を辞めることにした。
その理由は『甲州杯』に参加していたマジックプレーヤーのマナーが悪かったからだ。
「自分で出したゴミは持ち帰って下さい」とお願いしていたのだが、会場にゴミが残されている事が多かった。一番酷かったのは、ゴミをカーテンの影に隠して残して行かれたこと。たまたま発見できたから良かったものの、大会を主催している我々が見つける事が出来ずに会場を管理している人に見つけられてしまった場合、最悪、会場を借りることができなくなる。
また、運営を手伝ってくれている人の自転車が盗難する、と言う事件も起きた。盗まれた自転車は、きちんと自転車置き場に置かれていたのだが、会場の撤収を終えて出てきたら、なくなっていた。会場となった施設の外に階段状になっている場所があり、そこには談笑していた参加者の一団がいたのだが、彼らの背後になる階段の裏側に盗まれた自転車が置いてあったのだ。盗まれた自転車があった場所は自転車を置くような場所ではない。確証がある訳ではないが、談笑していた参加者の一団の誰かが自転車を盗んで乗って帰ろうとしていたのは間違いない。
こういう事件が立て続けに起こり、私はマジックプレーヤーのマナーの悪さ・モラルのなさに恐怖した。会場は私の責任で借りている。何か問題が発生した場合に、私は責任をとらないとならない立場にあった。参加者は常識的な人間であり、問題は発生しないと言う前提で大会を主催している訳で、それが崩れた以上、大会を開催し続けるのはあまりにも危険である。結局、私は『甲州杯』の開催を辞めることにした。
マジックのプレーヤーには、サッカーのクラブチームのサポーターや声優ファンの様な「参加者のマナーやモラルは、イベントが維持されるのに欠かせない要因である」と言う考えがなかった、と言うことだろう。
しかも、マナーが悪くてモラルのない連中に対して正直に「お前らはマナーが悪くてモラルもないから大会を辞める」などと言うと逆ギレされて何をされるか判らなかったから、表面上は個人的な事情で大会を辞めることした。逆に言うと、そんな小細工をしないとならないほど、恐怖感があったと言う事だ。
『甲州杯』の方は他の参加者によって継続された。『甲州杯』は甲府市内において何年も続く伝統ある大会だったので、その火を絶やしたくない、と考えた人達が運営を引き継いでくれた。意外な事に、運営を引き継いでくれた人達の中には、私が恐怖したマナーの悪い・モラルのないマジックプレーヤーが含まれていた。が、彼らも運営側に回ったことで、考えを改めたのだろうか。『甲州杯』は今でも問題なく続いている。
他にも、早々に2連敗して入賞の目がなくなったら「ブービー賞を目指す」などと言って故意に負けようとする輩とか、閉会式の中で、会場は8時まで借りてあるのであと2時間くらいは遊べる旨をアナウンスした後、「最後まで残る人は撤収を手伝って下さい」とお願いしたら、「撤収の手伝いは嫌だ」とばかりに閉会式の最中にもかかわらず席を立ち、逃げるに様に帰った連中とか、大会を主催する気力を萎えさせる様な事をする奴には事欠かなかった。残念な話である。

現状、私が開催している『チャージ3』では、大会を主催するのを辞めたくなるような要因は存在しない。常識的な参加者に恵まれているのはありがたい話である。
私が経験したマジックの大会の話を他山の石として、参加者の悪さが原因で大会がなくなるような事がないように、大会へ参加するときは気を付けて欲しい。


6日(日)

この日の日記は後日になってからの追記である。
何らかの形で記録を残した方が良いと思ったので書いておく。
優勝者に賞品がでて、上位3名が全国大会の決勝に進める大会におけるスイスドローでの回戦数の決め方に関して、1つの方向性を示すものである。
先に私の考えを示しておく。
「スイスドローは『だた一人の優勝者』を決めるには向いている形式ではない」
「全勝者が1人決まった段階で打ち切り、と言うスイスドローの運営方法は正しくない」

今日は上田でブロックトーナメントの予選会であった。参加者は18人。16人を越えていて32人以下と言う人数から計算して5回戦と言う事になった。
1回戦目から波乱含みで(?)、1組みの対戦が時間切れで引き分けに終わった。
で、3回戦目を終わった時点で、3勝9ポイントが1人だけになり、それを2勝1引き分け7ポイントの1人が追う形になった。2勝1敗6ポイントは6人居た。
4回戦目で3勝9ポイントと2勝1引き分け7ポイントの人がマッチメイクされたが、その対戦はまたも時間切れ引き分けとなった。2勝1敗6ポイント同士の対戦は全て決着が着き、3勝1敗9ポイントは3人になった。
5回戦目のマッチメイクをする際に、ちょっとした問題が生じた、3勝1引き分け10ポイントでトップの人をマッチメイクする相手だが、3勝1敗9ポイントの3人は既に対戦済みで、2勝2引き分け8ポイントの人は4回戦目の相手でマッチメイクできない。そう言う訳で2勝2敗6ポイントの人とマッチメイクされ、残りの上位は9ポイント同士・9ポイント対8ポイントの対戦にマッチメイクされた。
ここで波乱が起きる。3勝1引き分け10ポイントの人が負けてしまったのだ。また、9ポイント対8ポイントの対戦では2勝2引き分け8ポイントの人が勝っていた。
結果、3回戦目の段階から1敗ラインにいた人が、引き分け多発のあやで、4勝1敗12ポイントで単独トップに立ってしまい、2位には3勝2引き分け11ポイントの人が躍り出てしまったのだ。そして、3回戦目以降、無敗でトップを維持し続けていた人が3勝1敗1引き分け11ポイントで3位に後退してしまったのだ。

上位3人に全国大会決勝の出場権を与える大会、と言う観点から見れば、4回戦目まで無敗の2人と最後まで1敗を守りきった1人の3人に権利が与えられたので順当だと言えよう。
仮に(全勝者が1人になった)3回戦終了時打ち切りだと、3勝と2勝1引き分けに権利が渡った後、6人いる2勝1敗から1人が選ばれる事になる。6人も居る上に3回戦しか行っていない段階でのオポーネントの計算だと、当たり運に左右され過ぎる上に同点が多発しかねない。また、2勝1引き分けの人にとってすれば、3勝の人と直接対決もないまま2位に甘んずるのは納得が行かないだろう。
また、4回戦終了時打ち切りだと、4勝1引き分けの人に権利が渡った後、3勝1引き分けの3人の中からオポーネントで2人となる。2勝2引き分けで1敗もしてない人に権利が行かない計算になる。
だから、5回戦と言う回数は正しいのだ。
が、完璧ではない。
1つだけ問題があるとするなら、早い段階から1敗ラインに落ちていた人がタナボタ的にトップを得た事だろう。で、今回のBトーナメント予選は優勝賞品が『悠久の処女』1箱である。人によっては、権利よりも優勝賞品の方が魅力的だったりもする。
実は、このタナボタ的トップを得たのは私だったりする。で、全勝街道を走りながらも3位に最終的には3位だったのがPUL氏。当日の朝になってからPUL氏を上田まで呼び出した、と言う経緯があったので、ここは気前よく優勝賞品でもらった『悠久の処女』1箱はPUL氏にプレゼントしました。
まあ、裏の事情を言うと、『悠久の処女』は旧FB山梨で15箱以上は買っていたので、私にはもう不要なのです。当時、旧FB山梨の購入ポイントを記したカードが凄い枚数、溜まって居たのを覚えています。

で、話を上田の大会に戻すと、ポイントであやが出た原因に、引き分けが多発した事を挙げても良いだろう。まあ、相手があるもので一方的に誰が悪いと言うことは言えないのだが、1人で2回も引き分けた人には、もう少し思考と決断の速度を上げて欲しいと思う。
あと、1試合25分と言う制限時間が短いのかも知れない。


1日(月)

私もフェアリーサークルを使ったデッキを考えてみました。ただし、スタンダードです。
デッキを組む前にフェアリーサークルの特長を考えてみました。他のパワーコントロールカードとの違いは何か。それは、デッキを回復させないパワーコントロールカードである、と言うことに尽きるだろう。
言い換えるなら、カードアドバンテージでは得をしないが、ターンアドバンテージを稼げるカードだと言える。
それなら、勝ち手段はデッキアウトが適切であろう。カードアドバンテージを得られないデメリットも毎ターンフェアリーサークルを打つことで補うことが出来る。
そうなるとデッキに4枚では足りないので、捨て札置き場からの回収が必要となる。賢者の石の採用が確定し、緑青のデッキと言うことになった。
で、セプトやエイトウォールを回した事のある人には分かるだろうが、ドローアウト系デッキと言っても完全に相手にダメージを与えないで勝てるものではない、勝てるだけのダメージを与えられなくても、デッキを削り、相手が無理にドローキャラを支配しないとならないように仕向けるだめに、少量で良いから高効率のダメージ手段が必要となる。
SagaI時代はステルスキャラでそれが賄えたが、SagaIIにはない。
で、別の手段を考えたが、緑青と言う点から、やはりステルスで良いだろうと言う結論に達する。緑か青のどちらかがステルスで殴ればほぼ通る。
そう言う訳で、ディスプレイサー・クロークを投入する。
で、脳内で回してみる。
やはり、ディスプレイサー・クロークが1ターンだけのステルスを与える3コストのプロジェクトに成り下がるのは、イケていないかと。

あと、拾ってきた面白いネタ。『リアル系女主人公』だけで充分に笑えます。
ただし、マジックの判る人限定。
特報!スーパーTCG大戦Unlimited
他にも、スパロボとかアニメ全般とかマジック界のゴシップ(公正取引委員会からのHJに対する再三の勧告・飯岡氏のLv3ジャッジ剥奪事件)とか色々と楽しむ為に必要な素養が多いかもしれない。あと、内容に間違い(「ターボランド」の制作者がZvi Mowshowitz氏とか)があるが、気にしないで楽しもう。ネタだから。

やっぱり私も「アクエリ界のZvi Mowshowitz」を目指しているのであれば『ラブひなTCGの権利を買い取って続編を俺が出す』ぐらいの発言をしないとダメなんだろうか?


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