Nakajiの日記99年9月


24日(木)

 いたいけな少年達から金を巻き上げてハーレムを築く。

 今日は祝日。行きつけのデュエルスペースでは、突発的にマジックの大会が開催された。参加費100円で優勝者には好きなブースター。今日は18人参加なので4パックもらえる。
 nWoで参加。スイスドロー4回戦を終わって全勝が2人。コントロール黒・緑単・緑単・青白緑スリバーと下した私と赤黒の人。得失デュエルでは上回っていたのだが、それでは不公平なので、ギャラリーの要望もあって決勝戦。
 酸性スリバーがきついが、何とか勝つ。てーか、1本目は全然殴らなくて、LivingDeathで出てきたEvisceratorで相手が勝手に削れて自滅してたし(笑)。
 結果、優勝賞品としてアクエリアンエイジを4パックもらう。★★★が2枚入っていた。だが、ドロー+1系をはじめとする欲しかったカードは全く手に入らなかった。
即トレードに出す。

 何人かの人に日記へアンカー付けるように勧めたんだけど、フレーム化している人のアンカーへリンクすると色々と不都合が乗じることが判明。
 飛んだ先がフレームの片割れなので、書いた人が意図したように見えない。トップページとか見つけるのが面倒になる。まあ、URLの事が解っていれば、簡単に見つかるんだけどね。
 また逆に、フレーム付きページの方からこっちのアンカーへ飛んでもらうと、そのフレーム内にこちらのページが表示されてしまう。俺の日記はいつからお前のコンテンツになったんだ?>
 後者はともかく、前者ってタグの書き方で何とかなるのかなぁ?


20日(月)

 昨日のPTQシカゴの結果を知る。一緒にマジックを始め、切磋琢磨した仲間であった秋田直人君が見事にシカゴ行きの権利を獲得する。
 おめでとう。がんばってくれ。日本人初のプロツアー優勝を狙って欲しい。


19日(日)

 更新が週1回になっているのは気のせいでしょう。このコーナーが「日記」なのは目の錯覚でしょう。

 今日は、月1回のマジックの大会の日。
 参加人数は前回より減って64人であった。奇しくも、スイスドロー6回戦での適正人数である。  デッキは前回とほぼ同じ赤茶単。Worn Powerstone2枚とMishra's Helix1枚を削ってBlazeを3枚投入したのが唯一の変更点。
 サイドはShard PhoenixとThran Foundryを抜いてEarthquake2枚とMishra's Helix1枚とPillage3枚に入れ替えた。Thran FoundryはnWoと補充対策だったが、nWoにはこれがなくても勝てるし、補充系はほとんどいないので落としました。Earthquakeなのは緑が多そうだったから。タフネス3以上も除去したいので。PillageはMasticoreとクリーチャー化する土地への対策。

 1回戦目
 小中学生くらいの子が相手。デッキは白ウイニー。この大会、意外の白ウイニーが多い。赤や黒デッキ相手にプロテクションが有効だからだろう。
 1本目はWildfireで軽く勝つ。
 問題は2戦目。調子良く展開させていると、いきなりSerenityを張られる。大ピンチ。アーティファクトを流された後、何とか立て直すも、2枚目のSerenityが登場。さすがに勝てません。
 3本目。ライフが充分あるので、Soltari Priestが残るのを承知でWildfire。除去なりダメージソースを引くなりすれば勝てるのに、何故か土地しか引かない。結局、僧侶に撲殺される。
結果:1-2-0で敗北 合計マッチポイント0点
 ここで負けたので、相当、やる気をなくす。優勝の目がなくなったのはともかく、相手のレベルが格段に下がるのだ。何か、相手に申し訳なくなる位の消化試合になってしまうのだ。その証拠に、前回同率2位だった2名は1回戦敗退後の5連勝であり、勝ったマッチはデュエルを落とさなかった。楽に入賞が確定するのだが、面白みに欠けるのだ。

 2回戦目
 相手は大学生か社会人くらいの年齢の方。
 1本目の5ターン目。こちらの場にはCovetous Dragonが1体。相手の場には森2枚とMox、Oath of Druids。手札には2枚目のDragonがある。相手のデッキがまだ不明なので出すのを迷う。実はAncient Tombをかなり使っていたので、相当ライフが減っていたのだ。相手のデッキがSuicide Oath辺りでThorn ElementalにSpike Weaverなんかが出てこられたら逆転負けの可能性大。冷静なダメージ計算後、勝てることを確信。2体目を出す。相手はちょっと悩んで投了。Oath of Druidsは発動しなかった。
 青を見た訳じゃないのでBoilの投入は見合わせる。で、2本目。今度はばりばりに島を並べて来る。やはりSuicide Oathだったのかと青くなるが、Oath of Druidsから出てきたのはJunk Diver。そう言う系統のコンボデッキだった模様。隙を見てWildfireを打ち込み、勝つ。
結果:2-0-0で勝利、マッチポイント3点獲得。合計マッチポイント3点
 ちなみにこのラウンドで、樽青を使っていた弟子の広は前回優勝者のnWoと対戦し、時間切れ引き分け。また、nWoを駆る山本さんも梨大生の同門対決で白茶単相手に時間切れ引き分け。マッチメイキングのあやによっては対戦できる可能性が出てきた。

 3回戦目
 今度の相手は小中学生で、しかも白ウイニー。
 1本目は、オールアタックでMother of Runesが寝たところでWildfire。Warrior en-Korなどを一掃する。土地も出せずにいる相手を殴り倒す。
 2本目はサイドチェンジなしで行くかそれともEarthquakeを入れるか悩みつつシャッフルしていると、相手のシャッフルの様子が変である。どうやら、土地1枚:他2枚の積み込みをやっている模様。有り難く3枚切りのリバースシャッフルをして差し上げる。効果はてきめん。相手は土地1枚しか出せずに終了。
結果:2-0-0で勝利、マッチポイント3点獲得。合計マッチポイント6点

 4回戦目
 今度の相手も小中学生。今度は緑のウイニー。
 ガンガンに生物を並べる。中には再生持ちがいてやっかいに感じていたが、タップドアウトしてくれた。その隙を逃さずにWildfire。
 サイドから地震を投入。だが、それを使うこともなく、同じようにWildfireを決めて勝つ。
結果:2-0-0で勝利、マッチポイント3点獲得。合計マッチポイント9点
 なお、Corrupter Blackを使いここまで全勝ペースであった弟子の山下君がエンチャントレス煙突を使う梨大プレーヤー(名前を失念)に負ける。

 5回戦目
 何と、この段階で全勝が2名になってしまった。上位陣に青が多く、引き分けが多発したのだ。そう言う訳で、全勝対決が引き分けない限り、このラウンドで打ち切りになるらしい。
 相手は小中学生くらいの子で、デッキは緑のウイニーなんだけどMasticoreとCursed Scrollが入っている。
 1本目はRiver Boaが3体も並ぶ嫌な展開。それでも何とか隙を見つけてWildfireを打ち込む。手札が1枚となった相手の場には土地が1枚、Cursed Scroll2枚。こちらのライフは残り2点。生き残ったカーンを使って巻物を除去し終わる前に3枚目の土地が並ぶ。2ターン連続で土地を引いたのだ。
 気を取り直してサイドボーディング。Masticoreを見たのでPillageを入れる。これがEarthquake以外に投入した唯一のサイドボードである。
 2本目はAncient Tombからスタートの苦しい展開。だが、相手もあまりクリーチャーが展開しない模様。それでもTreetop Villageに削られる。背に腹変えれず、Pillageで破壊。その後、相手は順調に生物を展開して来る。Covetous Dragonがいるものの残り数点となり、Earthqukeで引き分けを狙おうかと思ったその時、待望のWildfireを打つチャンスが生まれる。相手の場に残ったのはTreetop Villageと森。今回は3枚目の土地を引かれる前に何とか殴り勝つ。
 3本目。3ターン目River Boa、5ターン目にMight of Oaksととんでもなく苦しい展開。Ancient Tombを使っていたのであっという間に残りライフが1点になる。ここでWildfire。その後、冷や汗をかきつつもこのライフを死守し、勝利を得る。
 本当に苦しい試合であったが、ゲームの分岐点が多い、楽しい試合であった。コントロール系対速攻系の典型的な真っ向勝負。デッキ的な優劣はなく、それでいて同キャラ対決の様な運ゲーでもない。それだけに、勝利の充実感は素晴らしいものがあった。また、こういう試合をしたいものである。
結果:2-0-0で勝利、マッチポイント3点獲得。合計マッチポイント9点

 問題の全勝対決はエンチャントレス煙突のプレーヤーが制し、優勝を決める。もう1ラウンドがなかったのが残念。
 2位・3位は4勝1引き分け。樽青だったと思う。4位が5勝1敗だけど得失デュエル数の関係でPUL君。デッキはZvi BaRgAiN。で、同率5位が沢山いて、そこに潜り込みました。賞品はUDのブースターだが相変わらずゴミであった。

 この後、KoKと賞されるミニトーナメントが開催される。1本勝負のシングルエルミネーション、20分打ち切り。賞品はでじこの非売品クリアファイル。赤茶単で再チャレンジしたが、いきなり20/20のSerra Avatarをスニークシュートされて撃沈。一応、勝者のレポートがここにあります。こいつ、前日にも人の野望をうち砕いたくせに、そのデッキで出て全敗だったんだな(怒)。

 2大会連続で使用したこのデッキ、Kai Buddeが世界選手権を制したデッキなのだが、さすがにデッキリストが出版ベースでも出回り始め警戒される有名なデッキになってしまった模様。「ぎゃざ」と「コロコロコミック」の10月号、及びデッキエクスプレスで確認。思えば、初戦の子が2枚もSerenityを入れていたのは、そう言う理由があるからだろう。会場でも茶単系をかなり見かけた。また、再生クリーチャーにも弱いことが判明している。今回はかなり苦労させられた。相手がプレイミスをしてくれなかたら困ったことになっていただろ。
 そう言う訳で、このデッキの解体を決定。どの使用カードも需要が多かったのだ。ここで「ハーレム・プロジェクト」が一気に進行。「りせっとちゃん」が4枚になる。


18日(土)

 明日は大会。そう言う訳で、行きつけのデュエルスペースでデッキの調整。
 試しに作った生ける屍抜きのnWoを他の人の調整相手に供するが全然勝てない。やはり無理があるのか。
 その後、他の候補を適当の回していると、突発的にトーナメントが発動。参加人数は8人で優勝賞品は好きなブースター2つ。「ハーレム・プロジェクト」の為に欲しいブースターがあるので即、参加。デッキは試作的に作ったUrza's Blueprints入りの赤茶単。
 結果は散々たるものであった。1回戦目の対nWoは軽く勝ったものの、2回戦目は白緑なよく解らないデッキのMasticoreにやられる。こちらも事故ぎみだったんだけど、再生するMasticoreを何ともしがたい事が判明する。これは収穫だ。
 3本目も事故ぎみで回らず、押し切られる。結果、不名誉なブービー賞となる。
 茶単の中のUrza's Blueprintsは詐欺臭い動きをするのだが、僕の作ったバージョンではコントロール力は増すのだが、ダメージ能力に欠けてしまった。これが敗因であろう。白や青を使った茶単には合いそうだが赤茶単にはちょっと入らない気がする。それとも、もう少し研究の余地があるのか。
 残念なことに店が7時で閉まってしまったので、何人か引き連れて我が家で調整を続行。結局、半徹夜状態になってしまった。


13日(月)

 色々な方面に突っ込みデー(笑)

 まずはここ。政治的なビラや立て看板・垂れ幕がある方が、むしろ大学として普通だと思って欲しいな。キャンパスがあんなにきれいなのは、慶応と筑波ぐらいのものです。
 キャラが被っているのは、僕も出尽くしたからだと思います。てーか、開発期間をかけ過ぎた為に他のメーカに先を越されたんですね。システム的に優れていたゲームなのに、キャラクターの人気に火がついたために、「ときめきの放課後」とかあの辺を作らざるを得なかったのも、後手を取った一員でしょう。それに、これぐらいの冷却期間を置かないと、システムを継承しキャラクターを総入れ替えした続編なんて、認めてもらえないでしょうから。
アンドロイドに身体障害者まで出して、キャラが出尽くした後にどこで独自性を出すのかというと、シチュエーションです。センチなら「全国各地に散らばっている幼なじみ」だし、oneなら「論理的説明の全くない、強制的な別れと再会」だし、同人誌を書くことになっている「終末の過ごし方」なんかは「終末」の設定です。高校生活っていう所を大きく離れらない「ときメモ」には、そういう事ができないかもしれません。コンシューマ機に出すということなので、PCのゲームの様に説明無しでそういうものを導入するのは難しいでしょう。

 次にここ。Zurを使ったデッキは、Zurを張る前からダメージを与える手段がないと強いデッキになりません。そう言う訳で、Abyssal Specterを加えることを勧めます。
 実写化されたアニメがダメダメなのは、日本での実写映画の作成能力の低さが問題なのです。と言うか日本の場合、映像表現で才能ある人が、みんな実写映画ではなくてアニメの方に流れてしまってますからね。押井守も幾原邦彦もその口ですから。
 今だと、ゲームをアニメ化してコケるのかな。ここ数年、才能ある人はゲームの方に流れていますから。てーか、そういう2次創作を一流の人間が手がける事がないのも、ダメダメになる要因でしょうね。

 WotC社がHasbro社に買収された件に関しては情報がすくないので、コメントできません。もう少し事態が動いてからコメントしますね。
 てーか、エクステンデッドの大幅なレギュレーション変更に怒って、それを取り消させるための買収だったりして(爆)。

 「ハーレム・プロジェクト」発動。いや、単にアクエリアンエイジを始めるだけだけどね。「ちょー銀河こんぴーた りせっとちゃん」をください。


2日(木)

 3ヶ月に1度の人事異動

 今回は非常に大きな変更である。エクステンデッドからDK,FE,RV,4thが落ちたのだから。ついに来るべきモノが来た、のである。
 ちんたらと、今更ながらの「one」攻略日記を書いている場合ではなくなってしまった。
 思えば、今年の4月に6版への移行があったのだ。後知恵ならが、こういう変化があってもおかしくない。スタンダードとクラシック(当時はTYPE1とTYPE2だった)が出来たのは4th発売の前後だし、エクステンデッドフォーマットが成立したのは5thが出た年の夏頃の話だ。
 さて、エクステンデッドの勢力変化をちょっと分析してみよう。同時に発表された禁止カード群により、瞬殺系コンボは壊滅的打撃を受けた。まあ、Mox DiamondやMana Vault,Grim Monolith,Voltaic Key,Prosperity,Turnaboutなどは残ったのだから、それなりのデッキは構築できるだろうけど。
 FEの退場は、黒の手札破壊能力の弱体化を意味する。あと、ゴブリンシュートの決めカードが消えた事になる。てーか、UDの同系統とダブって強すぎだから当然の処置かも知れない。でも、FEが抜けたって事は、市場に出回っていたFEもようやく無くなってくれた、って事を意味する。まあ、そうでないとアンソロジーボックスにFEの存在意義とも言うべき2枚のカードを収録しないか。
 DKの退場は・・・何か影響あるかな? 青の手札破壊がなくなったくらいか?
 RVは、duallandは引き続き使用可と言う事でそれほどでもないだろう。敢えて言うと赤バーンに入っているForkと、コンボ系デッキで使われてたかもしれないBraingeyser,Copy Artifactぐらいか? RV自体には他にも強烈なカードが多かったけど、軒並み禁止されてたからなぁ
 4thは...どうなんだろうか? 絶対に痛いのは赤のLightning Bolt。後はそれほどではないでしょう。白ウイニーのSavannah Lionにコントロール青系統用のControl Magic。4thにCHが含まれているはずだからErhnamu Djjin。そんなものか。この辺はいくらでも代用があるしな。そうそう、人気だけは高いSerra Angelがエクステンデッドからも消えたね。まあ、これは低速化を見越した正しい処置かも知れない。
 というわけで、赤と黒が弱体化するとでました。・・・おおぉ、僕の大好きなConterPostは無傷ではないか!

 しかし、頭の痛い問題が1つ浮上した。実は、秋口に山梨でエクステンデッドの大会を開くことを予定していた。が、これをどうやって告知するから。まだ場所も押さえていないので、発効となる10/1前に開催することは無理だ。山梨県は情報が遅く、この前の大会の時に時間をもらって宣伝させてもらったのだが、参加者の半数はエクステンデッドとは何かを知らず、残りもエクステンデッドでYawgmoth's Bargainが禁止になった事さえ知らなかったのだ。
 10月下旬に開く予定だったのだが、その頃ってのは一番情報が混乱している時期だろう。ああ、困ったモノだ。もっと先まで延期するかな?

 でもまあ、エクステンデッド成立のごたごたを知っている身分としては、もう一波乱ありそうな気もしてます。「エクステンデッドはエクステンデッドとして残し、9/1に発表したエクステンデッドはTYPE1.75とする」とかね(笑)。

 追記:
 Voltaic KeyがWatch Listに追加された。実際に赤茶単を回して思ったけど、これは仕方ないね。アーティファクトマナの増強でTemporal ApertureやUrza's Blueprintが簡単に運用できる世の中だもの。タップするだけでカードアドバンテージが得られるんですよ。そりゃ大問題だよ。


1日(水)

 前に紹介した「〜度チェック」の最新版。
 こんどはあなたのゲーマー度チェック。ゲーマー度と言っても色々な方面がある。コンシューマーゲーマー・PCゲーマー・ネットゲーマー・ギャルゲーマー・ボードゲーマー・カードゲーマー・シュミレーションゲーマー・etc..
 だがこれは、アーケードゲーマーとしてのゲーマー度のチェックである。それも、オールドゲームがメインである。新しくても10年前、平均で15〜20年前のアーケードゲームネタのオンパレード。懐かしさのあまり涙が出てきそうだ。
 ちなみに僕の結果は186%。まあまあの結果と言えよう。
 てーかまあ、この辺のチェックで変に高得点を取ると年がバレる、って奴でしょうね。
今日の1曲:「YA-DA-YO」