Nakajiの日記99年8月


29日(日)

 今日は甲府でマジックの大会。定員96名でスイスドロー6回戦。
 世界選手権優勝者のコピーである赤茶単を持っていったら、5勝1敗で8位。5回戦終了時は全勝であったため、かなり悔やまれる。負けた相手はZvi BaRgAiNで、MAGIC DAILY NEWSに赤茶単の話が載ったときに質問のメールを出し、謎のSpellshockはZvi BaRgAiNと補充系デッキへの対策である、と言う話を知っていただけに悔やまれる。しかし、あんな重大な局面で、いない、もくしはいても勝ち残っていないと踏んでいたZvi BaRgAiNにあたるとは・・・
 優勝賞品の中に「Di Gi Charat」トレカのブースター1つが混じっており、ここからスペシャルカードである、チャイナドレスのでじこ(Foil)が出てきた。うーん、優勝できなかったのが本当に悔やまれる。
 ちなみに、詳細なレポートはこちら

 ところで、この大会は存亡の危機にあるらしい。と言うのも、現状、参加者の大半が小中学生と化している。そのおかげでマナーが最悪なのだ。保護者が同伴していればいいのだが、、そうではないので大問題だ。
 事実、大会が終了し、閉会式で主催者が「会場は8時まで借りてあるので遊んでいっていいが、スタッフが人手不足なので片づけを手伝っていってくれ」と言うや否や、小学生集団は我先にと帰ってしまったのだ。
 先日の東京ドームにおける「遊技王」の騒ぎもそうだけど、TCGの低年齢化は色々な問題を内包している。行きつけにしている、甲府市に現存する唯一のデュエルスペースも近所の小学校やPTA、警察に睨まれていると聞いている。また少し前に、別のデュエルスペースへ警察が踏み込む、と言う騒ぎが起きている。僕が大会を主催しているのは別の会場だが、そちらでもそう言う事で難色を示されている。
 第2期甲州マジック友の会の方では、年齢制限と言うか小中学生の参加を禁止する、というのを検討しているらしい。地元でも主な購買層を除外することはスポンサーしている玩具店からの総スカンを喰らいそうだが、大会を残すためには仕方ない処置なのだろうか?

 大会終了後、RPGのコンベンションの方に行っていた安西君が現れる。「トレインレイダー」を持ってきていたので、早速、遊んでみる。なかなか面白いモノである事が判明。またプレイする時間を作りたいな。


27日(金)

 ここ数日は色々と忙しく、日記を書く時間がとれませんでした。まあ、いつもの事と言ってしまえばそれまでだけどね。

 母方の叔父が急逝されました。近所に住んでいて、生前は色々とお世話になった方です。そんなに年じゃなかったので、正直、衝撃が隠せません。
 元々、肝臓を病んでいたのですが、23日に手術をし、その夜に病状が悪化したとの連絡を受け、お見舞いをしてきました。そのまま25日の未明にあっさりと亡くなられました。

 叔父の葬儀は、仏教本来の本義に基づ友人葬であった。
 つまり、創価学会はお寺の方と喧嘩して坊さんが葬式に来てくれなくなったので、学会の仲間が代わりに読経と唱目をするのです。
 そう言う訳で、普通とは違う葬式になるのです。親族その他の参列者も皆、学会員なら問題はないのでしょうが、そうはいきません。
 20人ばかりの「友人」がきて読経するのですが、その為に他の親族が脇にどかされてしまうのです。これがまあ、非学会の親戚には面白くなく、「学会がお香典を持っていってしまう」等という悪意あるデマの温床になってるのでしょう。そういう反感を避けるためか、「友人」の方々は式が始まる直前にサッと現れ、式が終わると早々に立ち去ってしまいます。これがまあ逆に余所余所しい態度にも映るのです。
 まあ、坊さんを呼んだ場合、一番前でお経をあげてもらう訳で、その場合「坊さんが親族より前にいるのはけしからん」などと言う人はいないでしょ? まあ、そう考えれば腹も立たなと思いますが。
 お寺がやることを学会が肩代わりする訳ですが、高い金をふんだくられる戒名は、生前の物を使います。まあ、その分、葬式が安く上がるって計算になりますね。
 でも、葬式の在り方としては、面識もない坊さんにお経をあげてもらうよりも、生前に親しかった友人に読経してもらって弔われた方が幸せなような気がします。参列した学会員は本当に「友人」と言える間柄なのかどうかについては疑問が残るけど。
 とは言っても、葬式の在り方が良いからと言って、名誉会長の自己顕示と対立団体への罵詈雑言に溢れた某新聞とか、何ら政見を持たない某日和見政党とか、全てを肯定する気にはとうていなれないけどね。


23日(月)

 久々にウェブページネタ。
 まずはあなたのPC汚染度チェック
 僕の結果は176.7%。まだまだ精進が足りないらしい(笑)。8インチのフロッピーとかテープにプログラム保存だとかテグザーだとかサラトマとか、15年くらい前の、僕が初めてパソコンに触った頃のネタが多くて、何となく懐かしくなりました。
 次は貴方 のダメ人間度チェック一応、断っておくと前に日記で紹介したモノとは別物。ちなみに、上の奴と同じ人のページにありました。
 こっちは172.8%。やはり、後1歩らしい。出だしがガイナの自主制作作品ネタ2連発なのには笑った。てーか、この作者は僕と同年代くらい方らしく、若い連中には辛いネタが多いだろう。
 と言うわけで、最後の設問の単語で、僕が判らなかったモノを補完してください。
「WF」「Yujin」「メッセサンオー」「諭吉(カラス)」「メタモン」「電ボ三十郎」


22日(日)

 久しぶりのブースタードラフトで大勝利。

 行きつけのデュエルスペースでドラフト。US-UD-UD。人数は4人。ただし、全員、実力も経験も豊富にあり、油断のならない相手。人数を絞った分、ヘボい人間が入り込む余地がなくなっているのだ。
 初手パックには「錬金術の研究」「弧状の稲妻」。悩んだあげくに「錬金術の研究」を取る。次のパックは、レアが抜けていたのが気になったが、「汚れ」を取る。これで何となく青黒が確定し、「ペンドレルのドレイク」「魔力消沈」「無効」「汚染されたぬかるみ」なんかをドラフトして行く。まあ、白を睨んで「突撃ペガサス」とか取っていたんだけどね。
 UDに入っては大きな動きはなし。2パック目に「皇帝クロコダイル」がいた時は、さすがに緑にしようかと迷ったけど、黒い除去があったのでそちらを優先。結果、「Scent of Nightshade」2枚に「Eradicate」と言う鉄壁な除去を実現。生物も「Metathran Soldier」と「Skittering Horror」が2枚づつと言う布陣。速攻で殴るデッキに仕上がる。
 一応、赤にタッチして「Reckless Abandon」2枚に「Trumpet Blast」1枚を入れる。てーか、この辺のカードがなければ、緑の大型クリーチャーの蹂躙に耐えきれなかっただろう。
 他の人の様子だが、下家は予想通りの赤に白のデッキ。上家は青白。抜けていたUSのレアは「天才の閃き」だったらしい。ちなみに、このカードが今回の商品になった。全く判らない対面は緑を独占し黒を混ぜたデッキにしていた。
 どうやら、僕の選んだ青も黒もバッティングしていた模様。
 1回戦は上家が相手。1本目ウイニークリーチャーがガンガン並んで、「Trumpet Blast」で勝つ。2本目もクリーチャーでどんどん削り、「Reckless Abandon」でフィニッシュ。
 2回戦は対面。相手は緑のビッククリーチャーが大量にいるのだが、序盤にだす生物がおらず、こっちはどんどん殴る。それもそのはず、ドラフトで取るモノがなかったときに緑の小型生物をガンガンドラフトしていたから。どーしてもバッティングしていない色のカードは余るので、押さえに入ったのだ。ちなみにもう1つのバッティングしていない色である赤に関しては押さえたカードがデッキに入っている。
 やはり、「Reckless Abandon」や「Trumpet Blast」が決まって勝つ。空を飛んでいたり、ブロックできなかったりする生物相手では緑黒では対処しにくい。しかも、黒の除去は根こそぎ僕が押さえてある。ようやく出てきた巨大生物は「汚れ」たり「Eradicate」されたりで活躍する暇もない。
 ここで店が閉まって時間切れ。未対戦である下家もやはり2勝。カードの分配はジャンケンで決まり、「皇帝クロコダイル」は手に入らなかった。


17日(火)

 アトピー悪化が激しいので医者へ行く。
 お盆明けとあってかなり混んでいる。てーか、あの医者、2人以上待つ事なんて一度もなかったのに、5人以上待たされる。
 ステロイドを処方してもらう。てーか、それ以外に薬がないのが現状なんだけど。
 何か昨日に組んできた「硯水不動湧水」で洗ったせいか、膿みたいのでジュクジュクしていた傷口にステロイドを塗り混む。痒み止めを飲んで昼寝をすると、目が覚めた頃には、きれいさっぱり、8割方完治していた。

 こんなに劇的に効くステロイド、実は副作用の方も激しい。はっきり言って常用したくない薬である。
 何故、こんな事を書くかというと、「アトピーだ」と他人に話すと、絶対に何らかの民間療法やトンデモ療法を勧められるからだ。
 「アトピー」と言う単語、実は「よく解らない・不確定な」と言う意味を持つラテン語から来ている。つまり、原因不明の湿疹はまるごと「アトピー」として括っているのだ。
 アトピーの原因物質であるアレルゲンについては、食品からハウスダストまで人によって違う。
 では何故、ステロイドが万人に効くかというと、対症療法だからである。ステロイドを塗り続けていても、湿疹はおさまるから症状はなくなるが、アレルゲンがある限り発症し続ける。
 そう言う訳で、万人に効く療法なら対症療法であり、それなら今の僕にはステロイドで十分なのである。現状では、夏場の一時期だけ悪くなるだけだからだ。そうでない治療なら、必ずしも僕のアトピーに効くとは限らないのだ。
 そう言う事なので、僕は民間療法・トンデモ療法はお断りなのだ。どうやらアトピーは心因的な要素も大きいらしく、またそれゆえ、プラシーボ効果もめざましいらしい。だから、他の人が民間療法やトンデモ療法を受けることまでは否定しないが、そう言うモノを信じられない僕には、西洋医学しかないのだ。ある意味、不幸なんだろうけど。
 でも、1つだけ言っておく。アトピーで苦しむ人は年々増えており、アトピー療法はかなり金になる。アイデア勝負で説得力を持たせられれば、プラシーボ効果で一定割合の人に効く。悪化させたり、別の副作用さえ起こさなければいいのだ。だから、何にも害のない海水やら水やらを塗ったり飲んだりさせるのだが。そして、そう言う療法の中には、ステロイドの副作用の恐怖や、使用を中止した時のリバウンドの恐ろしさを煽っておきながら、「この薬なら大丈夫」っと言ってステロイドじゃない様にみせかけて、より強いステロイドを処方する詐欺みたいな療法も存在するのだ。


16日(月)

 富士吉田市までドライブに行ってきました。
 目的は、母親が「アトピーに効く」と聞きつけてきた明見の「硯水不動湧水」を汲みに行くためです。
 てーか、お盆前に医者へ行くのをサボってしまい、アトピーが悪化していたんです。

 何でも、源頼朝が狩りの折りに立ち寄り、妻の北条政子に送った手紙を書くときにここの湧き水を硯にとったのが由来だとか。後に不動明王を祀ったらしいです。
 そんな事が書いてある石碑を見て行くと、この水の効能書きがありました。「湿疹などが治る」ってのは良いとして、「飲んでも下痢しない」「水が腐らない」「水割りを作ると美味しい」「炊いたご飯が長持ちする」などなど。よく見るとどこかで見たような文章です。
 少しして思い出しました。「タキオン充填何とか」などのトンデモ系製品なんかの能書きで見たモノとほとんどそっくりだったのです。つまり、「効いた」と言うのは単なるプラシーボ効果だった様なのです(当たり前か)。


14日(土)

 晴れの特異日に指定されてもおかしくない。それほどまでも雨に縁のなかったコミケ開催日であるが、今日は熱帯性低気圧の直撃により関東は大雨に見舞われた。
 関東水瓶隊の暴走か? などと言われているが、実際に天候を操れる超能力者達がコミケ開催日に雨が降らないようにしていると言うのは有名な話である。依然、マンレポに「晴れだと暑くて人が倒れるから曇りにして欲しい」って載ったら、本当に曇るようになった事からも、この事実は明らかである。
 さて、この超能力者集団が、何故、今回に限って雨を防げなかったのか?てーか、どうして今までの反動みたいな大雨になったのか? 一説によると、彼ら超能力者は恐怖の大王が降りてくるのを阻止するのに動員されていた為、コミケの空を操る余力がなかったらしい。
 まあ、僕は実際に会場に行っていない訳で、本当に会場が雨だったか怪しいのだが、今回の雨の影響で、JRの中央線は止まり、中央道も通行止になって高速バスも運休。東京へ行く公的交通手段が全て止まった。それに追い打ちをかけるかのように、国道20号も通行止。山梨は完全に陸の孤島になった(泣)。

 そう言う訳で、僕は去年の冬に続いて、2回連続でコミケに参加できなくなった訳です。

 今日の1曲:「トラブルメーカー」相川七瀬


13日(金)

 ノストラダムスねた、再び。

 今日がユリウス歴で言う7月の最後だと言う事は昔、書いたけど、この時期に空から降っているモノと言えば何か?
 ペルセウス座流星群である。そして、ペルセウス座流星群と言うと、「センチメンタル・グラフティ」「終末の過ごし方」である。
 つまり、コミケ一般参加の徹夜組が、ペルセウス流星群を見ながら、買う本の相談をしていることを予言した話なのだ。もちろん「アングルーモアの大王」とは、モンゴロイドの穴グラムで日本人を指す。
 もしくは、コピー本作りにコンビニをハシゴしているその空に輝く流星群を歌った詩なのかもしれない。そう言えば、僕も「終末の過ごし方」に関しては同人誌を作るという話があったんだけど、ハードディスクが飛んじゃって連絡先とか判らなくなってしまっているんです。どうなったんでしょうか? 連絡請う>関係者
 結局、あの予言詩はコミケの話であったのだ。

 それはともかく、あの時に解釈した通り、世界選手権を制したのは赤いコントロール(赤茶単でWildfireが4枚も入っている)であった。いや、どうせ1/5程度の確率で当たる話だったんだけどね。

 今日の1曲:「恋心」相川七瀬


12日(木)

 今夜は七瀬優さんの話を書くのには絶好の夜だが、彼女のシナリオを終了していないので無理。ちょっと残念。

 とりあえず麻雀。最近、気に入っているのは金子正輝プロの「牌流定石」理論。平たく言えばツモの流れを大事にすると言うもの。
 実践例を示そう。三万をツモって来て4筒・5筒・6筒・7筒・8筒・2竹・3竹・九万・八万・七万・四万・四万。と言う形になった。ソーズは配牌以来まったく動きがない。そこに2竹をツモってきた。マンズの雀頭が順子になった流れを見て四万を落とす。少しして5筒をツモる。ここで、ソーズを完全に雀頭に固定。3竹を落とす。そこに3枚目の2竹をツモって来たので4筒切りの即りーり。一発ではないがすぐにツモリ、ドラ1つで1000/2000。
 この手だったら、普通はピンフをつけるようにするであろう。そうなると、五万ツモの段階でテンパイか、選択ミスで裏目るかのどちらかであっただろう。それが、こういう形でアガれたのだ。
 個人的には「配牌から動きのない色を見切る」と言うセオリーには衝撃を感じた。自分に来ない=他人に来ている=暗刻っているである。そこが入らずに終わることが多いのだ。
 そう言う訳で、一時的-300を越えていた負け分が、牌流定石を利用するに様になってから一気に-100前後まで戻した。勝ち組に回るのも時間の問題であろう。

今日の1曲:「今でも・・・。」相川七瀬


11日(水)

 TBS系「ここがヘンだよ日本人」を見る。
 桝添要一の「都知事選に立候補したけど落ちた」や「まだ総理大臣じゃない」などには大笑い。
 それはさておき、在日している外国人に日本語で議論させている事の効用は非常に高いと思う。
 今回のテーマは「戦争」だが、こういう討論に参加するのは、本をいっぱい読んでいて語彙のある「文化人」である。彼らの話す日本語は、難しい熟語やカタカナ言葉が多用されていて、標準より高い教養を持っていない人間でないとチンプンカンプンである。漫画の影響からか、テレビ局も最近では適切にテロップを入れてフォローできるようになったが、限られた文字数ではバックボーンとなる知識を伝えきることはできない。つまり、日本語が通じていないのだ。
 それに対し、外国人の日本語は語彙が少なく易しい。また、文法を系統立てて学んでいるので、生硬に聞こえるかも知れないが、平易で伝わりやすい文章である。
 いわば素人ばかりを集めたら、議論があさっての方向に向かわないか、と言う心配が出てくるが、だからこそ日本人のゲストがいるのである。彼らのフォローはそれなりに適切である。たとえば、アメリカの青年が歴史認識の話で「教科書を国連が作ればいい」と言った時に「あなたは日本に原爆を投下したことをどう思っているのか?」と突っ込んだりね。
 今日の放送の中で1つだけ看過できない議論があった。「戦争が悪いことである事を知っていれば、過去の事について知っている必要はない」と言う議論。過去に被害を受けたことを教わると、相手国に対し憎しみを抱いてしまい、それが新たな戦争を産むからという論理である。でも、それはその国がそう言う風に教育しているからであってねえ。日本だって、あれだけ散々な目にあわされたアメリカに対しては、あんまり敵意を持たないけど、終戦直前に手のひらを返した旧ソ連に対してはかなり敵意を持っているし。まあ、これが敗戦の原因なんだか当然かも知れないけど、後の状況を見ていると、これも操作されているよなぁ。
 何よりまずいのは、戦争がなぜ悪いか理解していないと、「戦争は悪いことではない」と言うプロパガンダに簡単に騙されてしまう事だと思う。理屈を理解させないで暗記させるから、「アインシュタインの相対性理論は間違っていた」などと言うトンデモ本が氾濫する訳なんだし。

 次回予告では、日本人のジョシコーセーと外国人が議論していたのだが、はっきりってどっちが外人だか区別が付かない。

今日の1曲:「BREAK OUT」相川七瀬


9日(月)

 チョコラBBはやめれ。>小夜ちゃん
 この薬は確かに口内炎などの皮膚関係のトラブルに効く。僕も、アトピーが悪化しているときは利用している。今も、就職活動で大事な時期だと言うのに肌荒れが酷いので服用している。
 ところが、この薬は基本的にビタミン剤で、非常に強力な賦活作用がある。この効果はめざましく、効果が切れるとすごい脱力感に襲われる。その脱力感の強さは凄まじく、薬が切れた事が判っているのに改めて薬を飲む気が起きなくなる位である。
 この脱力感を体験し、それが薬が切れた事をから発生することを理解すると、薬が切れる前に薬を飲むようになってしまう。つまり、一種の中毒性があるのだ。チョコラBB中毒ってあんまり格好良くないなぁ(笑)。

 そんな訳で、夕べはチョコラBBを飲んで出かけ、麻雀を打ったのだが、明け方の半荘でトップ目だった頃に薬が切れ、親の国士無双に振り込んでしまった

今日の1曲:「LIKE A HARD RAIN」相川七瀬


8日(日)

 宿題を片づける(笑)

[スロット]
 最近、設置台数を異常に増やしているのがアステカと言うアルゼ(旧ユニバーサル)の台。こいつがまた、過去に「キングオブカリブ」や「クランキーコンドル」で一世を風靡したユニバの新作CT機である。  ビックボーナスの抽選確率やCTの突入確率は普通であるが、CTの純増枚数と継続回数が破格である。200枚の純増で150ゲームの継続である。下手をすると50%以上の確率でCT連荘するのだ。
 CTも、左リールを制御してくれるので、簡単に15枚子役を引き込んでくれる。しかも小役の「デカチリ」は赤くて目立つ上に2マス分の大きさがある。目押しは非常に楽だ。
 また、ユニバ系Btypeの伝統として、リプレイ外しが非常に簡単なのである。逆順で押して左リールは「デカチリ」手前を狙えばよい。
 リーチ目は素直ではないが、1リール確定目や小役が入らなければ確定の左リール目など、「トリプルウイナー」と同様に打っている最中のドキドキ感を増大させてくれる目が多い。また、鉄板なフラッシュもあるので初心者にも安心だ。
 そう言う訳で、足を洗おうと思っていたのだが非常に楽しい台が登場してしまったわけである。恐らく山梨県内では一番出す店の1つであろうと思われる東海大甲府高校前の某店に大量入荷しているので、パチスロをやったことのない人でもやってみることをお勧めする。ただし、僕は責任を持たない(笑)。

[TV]  昨日、何気なくテレビを見ていたらTBS系列「王様のブランチ」で週間の瞬間視聴率ランキングをやっていた。
 瞬間視聴率が最高となると言うことは、その瞬間以降は視聴率が下がっていると言うことで、みんなチャンネルを変えてしまったと言うことを意味する。普通、番組が終わった時(「水戸黄門」や「何か変だよ!日本人」などがそうであった)やCMの直前(「ブロードキャスト」の「お父さんのためのワイドショー講座」がそうであった)などがそうなるの。「1番面白かったが良かったタイミング」と言う捉え方はできないのだが、そういう編集をしているのでその苦しさがトンデモで面白い。だが、もう1つの場合として「内容の酷さに視聴者が呆れた」と言うのが想定できる。この場合、あたかも「そのシーンが最高のシーンである」と言う様に編集できてしまう。
 で、その週のTop3に「渡る世間は鬼ばかり」と言うドラマが入っていた。この番組だけ最大瞬間視聴率になったタイミングが違っていた。
 このドラマには高校生ぐらいの男の子が登場する。まあ、脚本屋が馬鹿で一向に現代っ子らしく見えなくいので、20年くらい前の設定だと思っていたら、なんとこの子がインターネットをやっていて、彼女に送ったメールが問題になっていた、と言う話であった。
 問題となったメールに関する少年の主張が面白い。曰く、はなすと恥ずかしいことも書くのなら平気だから過激になるらしい。その結果が「ハートマークでハートを描いたり」おいおい(笑)
 発信手がMac環境で機種依存文字を使ったのか、ハートマークはないから外字登録して使ったのか、添付ファイルでテキスト形式以外で送ったのか、どれか知らないけど、そんなメールを受け取ったら確かに困るわ。
 しかし、こんなトンデモドラマを見捨てていたとは不覚。やってくれるぜ橋田寿賀子。いやー、母親が大好きで毎週観てるんだけど、セリフや筋書きの悪さに食事中でも席を立っていたのだが、態度を改めよう。

今日の1曲:「バイバイ」相川七瀬


7日(土)

 ここの所、チャット中にすぐに落ちたりと、色々と挙動不審だった我が家のパソコンだが、とうとう夏の暑さでハードディスクがイカレた(泣)。
 OSから入れ直しである。ようやく日記を書ける段階まで復旧した。アプリケーションは再インストールするだけですむ。が、バックアップを取っていないデータはもはや取り返せない。書きかけの文章やら、メールやら、拾ってきた画像やらがみんななくなってしまった。このショックから立ち直るのは時間がかかるだろう。

[MtG]ジャパンクラシックについて
 要するに日本語版が出ているエキスパンションのみでやろうと言う話だ。HJの販売戦略としてはエクステンデッドよりはこのハウスルールを広めたいのだろう(しかし、FEとHLは未だに不良在庫としてお店で見かけるんだよなぁ)。
 4thも含まれているので、当然、禁止カードも存在する。そのリストを見たのだが、首を傾げたくなった。
 4th時代に制限/禁止であった壊れカード群は良いとしよう。この辺のカードを使いたい、という昔からのユーザの本音もあるだろうが、ゲームバランスを重視してすべて禁止にしたのだろう。
 VIの「資源の浪費」。これはまあ、ミラージュブロック限定構築での禁止カードだ。この環境で「死体の花」&「繁栄」系や「時の砂」&「平衡」系のデッキが猛威を振るっていた為に禁止されていたのだが、これらのデッキは別にスタンダードでは問題とはなっていなかった。安直な処置で疑問が残る。「停滞」と組合わさった系統のデッキも封じられているが、このデッキも別に問題という訳ではない。
 次に「水蓮の花びら」「大地の知識」「ドリーム・ホール」「精神力」「トレイリアのアカデミー」「意外な授かり物」「時のらせん」「記憶の壷」。これらは現スタンダードでも禁止のカード群。いわゆる「パワー10」のカードである。あまりにも早い即死コンボ系を潰す処置である。スタンダードで使えないこれらのデッキが使いたいという要望が強いかも知れないが、エクステンデッドと違ってForce of Willがないので仕方ないのかもしれない。予防検束であった「波動機」が含まれていないのは、興味深いかも知れないが、単にHJの人が抜けていただけだろう。「あんなデッキが猛威を振るうハズがない」とDCIにケチをつけているようなものだ。
 さて、この後は大問題なものばかりである。
 まず「ヨーグモスの意志」。確かに次に禁止になる候補No.1のカードであるらしいが、決定的なデッキが存在しない。
 次に「水蓮の谷間」。まあ、確かに3マナ産むランドは危険だろう。が、「精神力」も「大地の知識」も禁止カードにしてある。単独ではフリースペルと組み合わせる程度しか活躍の場がない。
 極めつけは「ライオンの瞳のダイヤモンド」。こんなの、どうして禁止なのだろうか? 山竜式のネクロゲイザーを封じようとしたのか?
 たぶん、これらの3枚は、オラクルのミスや6版ルール改正の穴を突かれる事に対する予防であったのだろう。でも、それにしては「モックス・ダイヤモンド」が禁止されてないなど、抜けている部分があったりする。
 そうなると、どーしても思い浮かんでしまうのがすべてのエキスパンションに禁止カードを用意したかったと言う疑惑だ。
 まあ、絶対にプレイしないハウスルールだからどうでもいいけどね。山梨で僕が開いている大会を「次はエクステンデッドにする」と発表した時にこのハウスルールの事が挙がったが、内容を知った今となっては3秒で却下である。
 明日の世界選手権の併設イベントで使われるらしいけど、どうせ優勝は赤単でしょうから興味なし。「稲妻」や「火炎破」をぶち込む奴。だって、テンペストブロック限定構築で禁止になっている「呪われた巻物」とかがOKなのだもの。一応、対抗は白ウイニーとしておきますか。「浄火の鎧」をシャドーやファルコンや騎士に張れば勝てる奴。「惑乱の死霊」や「繰り返す悪夢」が禁止されていない黒も有利かもしれないが、バーンが多いのでネクロを使いづらいのが痛い。緑はnWo系なら芽があるかも。でも「アーナム・ジン」が焼きづらいから強いか。ちなみに、青には全く芽がありません。WIllがないので、この環境の早さについていけないでしょう。ロック系が若干あるかもしれないが、これは青とは言えないし。
 そういうわけで、上の推測で挙げたカード群を禁止カードにしないと、ゲームにならないハウスルールでしょう。クリーチャーでの殴り合いを演出しようと無菌状態にしたら、バーンと187系生物墓地活用がはびこったというどこかでみた状況になるでしょうから。

 本当は他のネタも書こうと思ったけど、マジックの話が長くなったからここまで。スロットの某CT機の話とドラマの「渡る世間・・・」の話はまた今度。

今日の1曲:「夢見る少女じゃいられない」相川七瀬


1日(日)

日記のアンカーの話。
Web上で公開されている日記の中には、1日(同じ日に何回も日記を書く人は時刻ごと)にnameタグを入れているものが多い。ツッコミを入れてもらう時に直接リンクを張ってもらえるからだ。「誰それの日記の何年何月何日参照」と書くよりも「ここ」って言う風にリンクを張ったほうが便利なのだ。
当然、僕も実装している。ソースを見ればわかるが、日記ファイルが月単位でまとめてあるので、nameタグには日数しか書いていない。今日の日記なら
http://nakaji.g3.xrea.com/dd9908.html#1
である。
アンカーをつけた日記の可能性については、こういうメモがある。てーか、これもアンカー付きの日記の中の記事だが。

小夜ちゃんの日記の99年7月27日に「アンカーの便利さを認めながらも、自分の日記の形式上導入できない」との記述があった。Web日記の存在意義とかに悩んでいるんなら、アンカーが導入できるようにページの構成を変えてみては、と僕は思う。

今日の1曲:「なぜ・・・」Hysteric Blue


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