日記(2003年8月)

過去の日記
30日(土)

ブロックトーナメント名古屋決勝に行ってきました。
名古屋の感想を一言で言うと「氷が強かった」でした。

これだけでは意味不明なので順を追って説明します。
私は浜松のマスターズギルドさんの大会へ遠征して中部ブロックの決勝出場権を得ました。この時、山梨の名無し氏も権利を出場権を得ました。私の車で行くと後2人乗せて行けるので、須坂の大会で権利を取った聖夜さんに連絡してみました。聖夜さんの住んでいる岡谷は中央高速で行く場合、通り道なので拾っていくには都合良いですし、近くの諏訪プラネッツさんの大会は中部ブロックの予選だったので、一緒に行く人が居ると思ったからです。
結果、ハイエロファント緑さんと聖夜さんの2人が一緒に行くことになりました。が、聖夜さんは仕事の都合で行けなくなり、代わりにミヤケンさんが一緒に乗っていく事になりました。

中部決勝の結果は1回戦敗退。
暇になり過ぎるのでバトルロイヤルに参加する。ただ、そんなに早く負けるのは予定外だったのでスタンダードのデッキを持ってきていない。仕方ないので、カリチャとリーパー戦闘機を崩してスタンダードのデッキをでっち上げる。バトルロイヤルは好きな相手を選んで対戦するので、エルフマスターさんやミッフィーさんに対戦を申し込むが、当たり前のように断られる(笑)。逆に、浜松の予選で決勝を戦ったmarrowさんや、名古屋のDAIさんやF.Tさんに対戦を申し込まれたので、喜んでお相手をさせてもらう。
あと、バトルロイヤル中、対戦後にトレードを申し出たら、ある対戦相手から『この会場はトレード禁止ですよ』と言われる。良く話を聞くと『注意書きに「カードのやり取りは行わない」って書いてあるから、トレードできないんですよ』との事。いや、その注意書きは、オプションルールは使わない、って意味だと思うんですが。

ブロックトーナメント決勝が終わった後は、OAV先行上映会の準備の為、いったん会場から追い出される。千田くんとフリープレーしたりして時間をつぶす。

で、OAVの先行上映。上映されたのは『御先祖様万々歳』→『麿子』みたいな感じのダイジェスト版の模様。見る人間がタウロスを買った人かバトルロイヤルに参加した人で、アクエリを知っている人と言う前提なので、説明がかなり省かれている。と言うか、(斎木 )遊名の名前が説明なしに出てくるのは省き過ぎかと。
そして、舞の練習をしていてコケる美晴。ドジっ娘萌え〜
みんな、美鈴の下乳や真由美・アシュレイのパンチラを評価しているけど、私はこっちが良いかな、と。
見ていて不満に思ったのは、登場したマインドブレイカーの少年の態度。単に私の好みの問題なので、ああ言うマインドブレイカー像もアリなんでしょう。ただ、私の中では『マインドブレイカー=月野うさぎ(R劇場版)』なので、アレはダメです。
『獅子の戦旗』のプロモーションアニメや『SagaII』のプロモーションアニメは格好良くて「アクエリに手を出そう」って気が起きるデキでした。今回のOAVに関しては、その判断を今回見たダイジェスト版で下すのは保留したいと思います。

その後は、ミッドガル四日市の人達とWel`Kroiz の人達に今日のジャッジを務めたfind outのれもんぱいさんを加えたメンバーで喫茶マウンテンで食事をしました。
私の座った卓には、れもんぱいさん・エルフマスターさん・しみゆーさんで、この卓では、ブロッコリーのショートスパ、ツナカレースパ、カルボエッグ、甘口バナナスパ、食後に氷夕張メロンを注文しました。
私の卓には、最初、甘口バナナスパが来ました。一口目を食べたのですが、もうお腹一杯の気分になりました。『甘くて暖かい』って事は聞いていて「お汁粉と同じじゃない」などとタカをくくっていたのですが、それが間違いであることを思い知りました。咀嚼するまでは良いのですが、飲み込むのを体が拒否します。やはり、甘いものは冷えているから美味しいのだと言う事が理解できました。
まあ、甘口バナナスパは地雷メニューなので覚悟していたのですが、これ以上に地雷だったのはツナカレースパ。一口食べたのですが、口の周りが痒くなってきました。何が入っているのでしょうか? ちなみに、これはエルフマスターさんのチョイスした一品です。
ちなみにこの店、一皿の量が多いです。カプリチョーザの一皿と同じ位の量があります。値段はカプリチョーザの半分くらいなのですが。
それらを苦労して制覇していると、食後に頼んだ氷夕張メロンが来ました。『氷柱』と評されているのは伊達ではなく、人の顔ぐらいある氷の山が皿の上に乗っていました。で、4人がかりで果敢に攻略していくのですが、なかなか減りません。皿の上からはみ出ている部分を平らげ、制覇への希望と同時に死兆星が見え始めた頃、氷の中から『奴』が姿を現しました。そう、氷の底の部分に生クリームが埋まっていたのです。氷の野郎はその凶悪な第2形態へと変形したのです。
みんなヤケクソになって氷を突付き始めました。そして、何とか氷を食べ尽くしたのです。
・・・もう、当分のあいた、冷えていても甘いものはいいや。

喫茶マウンテンでの食事が体に悪影響を与えたのか、名古屋市内では道を完全に間違え、2時間近く迷走した挙句、高速では何度もSA,PAによって休憩を取る羽目になりました。


25日(月)

実は、ブロックトーナメント関東決勝では敗退した後に上位陣の戦いを観戦していたのですが、そこで少し不愉快な物を目撃してしまいました。
確証がないので、誰がそう言う事をしたのかは伏せますが、イカサマの疑いがあるプレイを目撃したのです。その時、私は1観戦者であり、プレーヤーでもジャッジでもなかったので、口出しはできませんでした。
具体的にどういうイカサマかと言うと、ドローフェーズ時に過剰にドローしていた、と言う奴です。
私は1回だけ過剰ドローを確認しました。後で「ぼ・B」氏から聞いたのですが、同じ人物が別のタイミングで過剰ドローをしていたのを目撃していたそうです。1回だけなら、単なるプレイミスかも知れませんが、少なくとも2回、過剰なドローをしていた事になります。
正直な事を言うと、アクエリでこの手のイカサマをする人が本当にいるとは信じたくありません。ただ、問題の人物は、使っていたデッキの中身も見た感じでは問題あるようで、イカサマを疑わざるを得ないと感じました。
少し前に、アクエリアンエイジ中等部さんのルール掲示板で、デッキにSPカードを混ぜる是非が議論されていましたが、そこで出た話を踏みにじるようなデッキだったのです。
また、ある対戦では、自分のターンのメインフェーズ終了時に、かなり特殊な『プレイング』を見せてくれました。イカサマとは言いませんが、かなり卑劣で手口で、見ていて嫌になりました。相手が許さないと見るや即座に自分の主張を引っ込めたところを見ると、手口の悪質さを認識して使っていたと判断せざるを得ません。(さすがに真似されると嫌だから、これは伏せておきます)
明確な物証がある訳じゃないので、告発はしませんが、少なくとも私は、その人物と対戦することがあったら、イカサマをかなり警戒してプレイする事になると思います。


24日(日)

ブロックトーナメント関東決勝に行ってきました。
結果から言うと、自分は2回戦敗退でした。
去年のCCでご一緒した、神無月翔さんが優勝されました。おめでとうございます。

簡単にレポします。
甲府から行ったメンバーは、「山梨の名無し」氏と「ぼ・B」氏、そして、主に前日調整の為に長野から呼び寄せた「PUL」氏。
行きでは渋滞に遭遇せず、道にも迷わなかったので会場へはかなり早く着きました。
その後、2GOさんを駅まで迎えに行く約束していたので、関内駅まで迎えに行く。2GOさんは町田の人々の所に泊まったそうなので、佐々さんや高梨さんらと一緒に来ていた。みんなを乗せて会場へ戻る。
再び会場に着くと、もう受付が始まっていた。華夜さんと出会ったので、一緒に受け付けしましょう、って誘う。さすがに1回戦目からW/Kの人と当たるのは嫌だからね。もっとも、他のW/Kの方は遅れて来るそうで、一緒に受付できなかったけど。
で、受付を済ませて会場に入る。目論み通り、私と華夜さんは連番で隣同士の席になる。
らをーさんら中等部の人々に挨拶をし、お互いの対戦表上の位置を確認する。
バラけているようで、安心していると、遅れてきたW/Kのエルフマスターさんとミッフィーさんが登場する。私と華夜さんが居る方に来たので、挨拶をするのかと思いきや、座席の番号を確認している。
なんと、私の対戦相手がミッフィーさんで、華夜さんの対戦相手がエルフマスターさんであった。
「ありえねー!」
会田コンピュータも真っ青な、この組み合わせを見た会場から大爆笑が起こる。

1回戦目、初手が事故っていて、引いたキャラにドローはおらず、それどろこかタッチ色である赤のキャラが2枚だけ、メインカラーのキャラが居ないと言う始末。仕方ないので、勢力にゴーストキャラ放置と言う賭けに出る。相手が霊媒か悪霊を持っていたらアウトである。
賭けに勝ったおかげで、その後の展開は順調。良いように相手を蹂躙して勝利をもぎ取る。
隣りでは、華夜さんとエルフマスターが不毛な同キャラ対戦を繰り広げていた模様。偵察になるのでジロジロと見る訳に行かないので見なかったが、どうやら華夜さんが競り勝った模様。

強豪に勝って気が抜けたのか、それともミッフィーさんに勝った事で運を使い果たしたのか、2回戦目の相手に微妙な差で負けてしまう。隣を見ると、華夜さんも負けていた(笑)。2人揃って2回戦敗退。
後になって突っ込まれたんだけど、相手の場にキャラの難波いのりが出ていたのに、最後の最後で、ワーカーを持ったブレイクの精神力を−1しないでパワーカードをMAXまで挿していたらしい。途中まではちゃんと意識していたんだけど、ピュリファイシスターに押されて、焦ってしまった模様。だって、そうしないとピュリファイシスターに押し切られて負けていたから、素で間違えてしまったらしい。
結局、負けたのだから影響はないけど、対戦相手には悪いことをしてしまった。反省。

その後は、2GOさんとフリープレーを楽しんだり、上位の対戦を観戦したりして時間を潰し、中華街で飯を食って帰途に着きました。 帰りは渋滞に巻き込まれた上に、道を何度も間違ったので、帰り着いたのがかなり遅くなってしまった。

中華街へは、もう少し涼しい時期に来たかったですね。街頭で売っている中華マンを食べ歩くのには、今日の日射しは強すぎでした。


19日(水)

10日ぶりの更新。しかも仕事で疲れてるから手短。

次のチャージ3の大会は予定通り9/6(土)です。こっちはスタンダードによる公認大会です。
かなり気が早いですが、その次のチャージ3の大会は10/11(土)です。もう場所は押さえてあります。いつもの場所です。こっちは、戦国トーナメントの予選になる予定です。

新聞を読んで知ったのですが、『アトム計画』なるものがあるそうです。ロボット技術の研究に日本政府がお金を出して、5歳児の身体能力を持ったロボットを作るのだそうです。開発した技術は、単にロボットに使われるだけでなく、アポロ計画がそうだったように、色々な方面で応用される訳で、無駄にはならないそうです。
まあ、1つだけ言うなら、せっかく5歳児を作るんだったら、今更アトムはないでしょう。ここはマルチを作るべきです。アトムは売り物にはならないけど、マルチなら買う人間は大勢いるはず。
てゆーか、俺は出たら買う。


9日(土)

ようやくネット環境が復旧しました。と言ってもメールはまだ繋がっていません。アドレス替わるかも。

今日は水瓶宮の時代さんのブロックトーナメント予選に行ってきました。都内への遠征は今までした事がなかったのです。理由はちゃんと予約が取れそうにないからと、駐車場代が高いので車で行ってもコストが見合わないからです。自分一人だけの予約ならなんとでもなるのですが、3〜4人分の予約を一斉に行うのは難しいでしょう。さすがに、苦労して行ってもキャンセル待ちで出れないのでは洒落になりません。

今回、遠征したのは私一人だけだったので、当初の予定では電車で行く予定でした。が、なんと台風の接近によりJR中央線が運休してしまいました。このままでは行けません。過去に台風が来た時に上京した経験があるのですが、その時は高速バスとJR中央線の鈍行では東京に行く事はできます。が、その時は夜になっても帰る事が出来ず、都内で一泊するハメになりました。
その時の反省を活かし、行っても確実に帰ってこれる手段を取りました。つまり、自分の車を運転して行ったのです。

そう言う訳で無事に目的地に到着。会場も見つけ、冷たい物でも飲んで体を少し休めようとファーストフード店に入ったら、そこにはエルフマスターさんがいました。この前のイグニスと言い、ランダム遭遇率が高すぎる気がします。これは運命なのでしょうか?
で、食事の後に一緒に会場へ。
大会の方は、3勝1敗1引き分けで5位と言う成績。参加した面子から考えると上出来だろう。今回の単独遠征は都内のメタの動向を探るの目的だったので、充分な成果が上がったと思う。詳細な内容については『情報の隠匿』って事で勘弁してもらいたい。
大会終了後、今回の予選を主催されたYog-Gさんや安井さん達の打ち上げの飲み会に誘われたのですが、車で来ていた事と翌日に予定があった事で泣く泣くお断りして帰ってきした。次の時は、お付き合いできる状態で遠征しますので。

とりあえず一度遠征をしてみて、浜松や須坂に行くよりは負担が少ない事が解ったので、予約の問題がクリアできれば、今後は都内への積極的に遠征してみようと思います。


5日(火)

今日、山梨県の甲府盆地は非常に強い雷雨に見舞われました。午後からは落雷が何度も続き、瞬間的な停電が何度も発生しました。これでは仕事にならないので、残業も比較的早めに切り上げられました。
で、喜んで帰ったは良いけど、落雷の影響で電話回線が使えなくなってしましました。つまり、ネットへの接続もできなくなった訳です。
そう言う訳で、この日の前後の日記は、ネットへの接続環境が復活してから一挙にアップされています。


4日(月)

今日は、毎週の様に遠征を重ねる中で思ったことを幾つか。

1点目。
アクエリはマルチ「対戦型」のカードゲームだと言うこと。つまり『対戦』って事は相手が居ると言う事。
対戦なんだから、ゲーム序盤からお互いに相手に干渉するのは当たり前の話。焼いたり、パワーカードをコントロールしたり、序盤からビートダウンするのは当然だと言う事。ぶっちゃけ、アクエリは序盤からお互いに干渉せずにワントップの多段ブレイクに何かパーマネントを持たせる競争をするゲームじゃないって事。
まあ、各プレーヤーがどんなプレイスタイルを好み得意とするかは自由だし、特定のプレイスタイルを否定する気はさらさらないんだけど、コントロールされて不愉快になるのは自分勝手が過ぎるのではないでしょうか? 確かに私が使ったデッキはコピー元がある典型的なデッキでばあります(今年に入ってクラシックでインセプデッキを使ったら、そりゃSolutionのコピーデッキに映りますわな)が、全国大会の予選なら、戦闘証明のある強いデッキが使われるのは当然の話ではないでしょうか? 「そのデッキは自分も使ったことがあって強いことは判っている」などとおっしゃるので有れば、的確に対応してもらいたいものです。
対戦に負けたことで崩壊しそうな自我を守るために対戦相手を貶める発言をするのは止めて欲しい訳です。
用語集の方で『二人ソリティア』などと揶揄しているしていのはそう言うこと。
対戦なのだから相手から干渉されるのは当然だと言う事を自覚し、相手が居ないと対戦できないんだから対戦後に相手を不愉快にさせる発言は避けて欲しいと言うお話でした。

2点目。
アクエリのスイスドローのシステムは、運営しやすいようにタイブレイク(同点プレーヤー間の順位付け)の方法が非常に簡素化されている。運営が楽なのは良いのだが、簡素化したシステムのあやで、不戦勝を拾った人が非常に不利になってしまう。不戦勝の時のオポーネントが0点になってしまうのだ。だから、1回戦目で不戦勝だった人は残りを全勝しないとほぼ権利がもらえない。また、1回戦目を負けて2回戦目で不戦勝になった人は、残りを全勝してもほぼ権利をもらえない。決勝に進出する上位何名かを決める予選大会で、これは酷いと思う。
他のゲームだとどうかと言うと、オポーネントは平均を計算するシステムで不戦勝の分は除いて計算されたりとか、オポーネントの最低値が決まっていて最低値以下のオポーネントは全て最低値に切り上げて計算するとかされている。
平均値計算は運用が煩雑になるので駄目だとしても、『オポーネントの最低値』ってのはアクエリの簡素なスイスドロー運営システムにも用意に導入できると思う。一般的にオポーネントの最低値には全勝の1/3と言う値が用いられている。これを使うなら、オポーネントの最低値はスイスドローの回戦数と等しいと言う事になる。つまり、5回戦のスイスドローの場合、1勝4敗の人のオポーネントと0勝5敗の人のオポーネントを一律5点にする、と言うことだ。
オポーネント最低値制度の導入は、単に不戦勝の救済処置だけでなく、システムの安定化に効用がある。つまり、当たり運による紛れが減り、決定される順位の妥当性が増すのだ。オポーネントによる順位付けは「対戦した相手がどれだけ強かった」で順位を付けているわけだが、対戦相手の強い弱いの差は、負けた回戦が後か先かで決まる。例えば、スイスドロー5回戦の場合、初戦から全勝で5戦目で負けて4勝1敗の人と、初戦を負けて残り全勝で4勝1敗の人とでは、期待値で10.5点分オポーネントに差がある。だから、4回戦目まで全勝の人は、5回戦目で負けても大抵は2位、悪くても3位で上位に残るのに、初戦の相手が0勝5敗、2回戦目の相手が1勝4敗だったりすると、期待値より10.5点少なくなる計算で、これだと全勝で進んだ分のアドバンテージが飛んでしまう。これが、オポーネント最低点制度を適用すると7点切り上げられるので、期待値から減るのは3.5点分で済む。
順位の妥当性が増す、と言うのを判りやすく言い換えると、最終戦前まで全勝でありながら最終戦で負けた人がオポーネントで2位になる可能性が高くなる、と言うことだ。
なんでこう言う事に私がこだわるかというと、私がMtGをやっていた頃、私は最終戦前まで全勝でありながら最終戦で負けると言う結果が多かったのだが、地元の大会ではちゃんとオポーネントを計算してくれず、最終戦に負けただけで5位以下に転落する不条理さを何度も味わってきたからだ。確かに、MtGのオポーネント計算は複雑で、手計算したら面倒だった。MtGの大会を定期的に運営していた時はExcelでオポーネント自動計算マクロを自作して使っていた。話が多少脱線したが、ただでさえ試合の勝敗に運が絡みやすいゲームであるのに、対戦相手の当たり運で不条理な順位の差がでるのであれば、ユーザに無用なストレスが溜まる。顧客の満足度を向上する意味で、『オポーネントの最低値』制度の導入を切に望む。

余談だが、スイスドローシステムはMtGの大会用で最初に考案されたシステムではない。1対1で闘うタイプの競技ではMtG以前から使われていて、MtGで採用された事で、TCG一般で使われるようになったに過ぎない。MtG以前の話をするなら、『スクラブル』と言うボードゲーム(可憐が『お兄ちゃんの日』に遊ぼうと思って準備していたアレ)の世界大会でも採用されている。
#まあ、オポーネントの最低値のシステムを採用しても、単にMtGの模倣ではない、って事。


3日(日)

〜Nakajiっちーはかく語りき〜

今日の日記は趣向を変えて、遠征先に行って情報の乏しい中で予定外の事態に遭遇しても冷徹にメタを読み勝利をもぎ取る方法の実戦レッスンをしてみようと思う。

で、今日は「山梨の名無し」氏と「ぼ・B」氏と私の3人で浜松のマスターズギルドさんで行われた中部ブロック予選へ遠征して来ました。
このお店の予選に行くのは、1月のトリプルクラウン予選4月のクラコロ予選に続いて3度目です。TCGだけでなくボードゲームも扱っていて、雰囲気良くて居心地が良いお店なので、甲府から遠征するのに浜松はちょっと遠いけど、都合が付く限り遠征するようにしているお店です。
もちろんブロックトーナメントの権利を取る気で行きました。近場で数少ない中部ブロックの予選会ですから。4月の時は名古屋から2GOさん達が遠征して来ていて酷いことに(笑)なっていましたが、今回は同じ日に名古屋市内で予選がある上に、名古屋市内と同じ中部ブロックの予選なので、遠征してくる可能性は低いと踏んでいました。
今日は少し出発が遅めでした。
途中のセブンイレブンでぼ・B氏は奇跡的に残っていたリカヴィネを3箱購入していました。彼の場合、ここで萌え補給をしたのが、今日の好調につながったように思えるのですが、昨日に引いたのと合わせてコンプまであと1つになる状況になったのに、コンプするまで買わなかったのが、勝ちきれなかった原因だと思われます。
往路では東名高速がちょっと渋滞した程度で、特に問題なくマスターズギルドさんまで到着しました。
到着時刻は開店の10分程度前。運良く、店の前の駐車場が空いていたので、そこに車を停めました。もう既に何人か人が集まっていて、お店の前で開店を待っていました。中には、前の遠征の時にも姿を見た、浜松のプレーヤーも居ました。そう言った様子を見て、ここでちょっと本日のメタゲームを考えました。『この炎天下では店の中も暑いであろう。開店してすぐは冷房の利きも弱いだろうから、すぐに入店しても体力を消耗する結果になる。マスターズギルドさんは開店してまだ1年経っていない。夏を越すのは初めてで、ヘタをすると、充分な冷房が効いていないかも知れない』
ならば、コンビニで昼飯を調達し、ついでにメタを張ったカードをシングル買いする事を考えて、一旦、店を離れてコンビニへ向かいました。
道沿いに車を走らせたが、この道沿いにコンビニがなかったことを思いだし、引き返し、前の遠征の時に使った記憶のあるコンビニへ向かいました。コンビニで目的の物を入手。私が用意したメタの秘密兵器とは、凍らせたドリンクのパックです。これを2つ購入し、ズボンのポケットに忍ばせておきました。似たようなもで凍らせたペットボトルも売っていましたが、マスターズギルドさんは店内飲食禁止なので、例え飲まなくもペットボトルを持ち込むのはマズイので、今回はパックの方を利用しました。
で、買い物と昼食を済ませ、開店30分後くらいにマスターズギルドさんへ行ってみると、お店の前の駐車場には、別の車が停めてありました。まあ、これは仕方ない話なので、車を停車してお店の人にどこに駐車したら良いか聞こうと思い、車を寄せようとした刹那、停めてある車から降りてきた人々に見覚えがある事に気が付きました。 えーと、私の記憶が確かなら、全国大会の決勝とか、埼玉や都内のデュエルスペースでよく見る顔です。
そう、そこに居たのはWel`Kroizの面々だったのです。
「ありえねー!」
いやいや、考えることは一緒、と言うことでしょうか。東京から来たことを考えると、私達以上に気合いが入っています。

私は無難にいつも通りの緑赤を使い、ぼ・B氏には試作したリーパー戦闘機を貸し、実戦で試してもらいました。名無し氏もいつも通りの黒メタな摩利支天を使っていました。
1回戦目がマッチメイクされました。私の対戦相手は、どうやら現地のプレーヤーらしいです。が、隣をみるとぼ・B氏がW/Kの華夜総帥とマッチメイクされていました。さらに少し離れた場所で名無し氏はW/Kのミッフィーさんとマッチメイクされていました。そして、W/Kのエルフマスターさんはmarrowさんとの身内対決をしていました。なんと私以外の遠征組は1回戦目から遠征組同士で潰し合いを始めています。悪いことはできませんね(爆)。
でもまあ、私の身内はさすがに天下のW/Kの方々には勝てないだろうと思っていたのですが、1回戦目の後に結果を聞いてみると、どちらも勝ったと言うではないですか。
「ありえねー!」「よく頑張った。」
しかも、ぼ・B氏は3回戦目にエルフマスターさんとマッチメイクされ、その対戦も勝ったというのです。大金星ですね。リカヴィネによる萌え補給が効果あったのでしょう。
こういう身内のサポートによって(?)、私は最終戦でmarrowさんと対戦した以外は遠征組と当たらず、比較的楽に勝ち進み、2位で権利をgetしました。当たり運が強いって最高ですね。
あと、直前のメタゲームが大当たり。会場内はかなり暑くて、ポケットに忍ばした氷の袋が良い仕事をしてくれました。もっとも、最終戦の頃には完全に解けてしまい、生ぬるい液体の袋をポケットに入れて闘うと言う状況になりましたが。
ちなみに、3位には名無し氏が滑り込みました。華夜総帥とエルフマスターさんに勝つと言う大活躍をしたぼ・B氏はそれ以外の対戦で負けるという、ある意味で失礼な結果を残し、残念ながら権利には至りませんでした。やはり、リカヴィネをコンプするまで買わなかったから、萌え補給が足りなかったのでしょう。

大会終了後、どうやら『カタンの開拓者』の卓が立つようであったのでボードゲームの方を少し遊んでいきたかったのですが、翌日は仕事なので早めに帰ることにしたました。お店の人に挨拶をし、高速を使わず下道で帰るW/Kの方々とも挨拶を交わし、帰路へつきました。浜松市内の松屋で牛丼を2杯食べてしっかりと腹ごしらえをしてから高速に乗りました。
途中、牧の原SAで休憩を取る事にしました。で、サービスエリア内を歩いていると、私のハンドルを「さん」付けで呼ぶ声がします。身内なら「なかじー」と語尾を伸ばして呼びますから違うので、誰だろうかと思って呼ばれた方を見ますと、そこにいたのは、マスターズギルドで別れたばかりの華夜総帥とエルフマスターさんでした。
「ありえねー!」
車の方からみっふぃーさんとmarrowさんも出てきて食事をする、と言うことなので、私の連れも一緒にレストランに入って談笑する事にしました。
初めの内は、ブロック決勝の九州の結果の話など、真面目にアクエリの話をしていたのですが、いつの間にか脱線。ウナエリアンエイジなんてゲームの話になってしまいました。『女子高生マインドうなラー』とか『うな田ヒカル』とか、なんでもウナギに結びついています。
W/Kの方で同人TCGとして制作するそうなので(笑)、今年の夏コミには間に合わないと思いますが、冬コミを楽しみにしてます。あ、カードネタ提供とかテストプレイとかお手伝いも可能な限りしますんで。

とりあえず今日の反省点。夏場の遠征の時は、下着の替えを持参し、遠征先の銭湯の場所を下調べしておくべきだろう。(実はキャラショーの時も同じ反省をした)
それと、全国各地のデュエルスペースの経営者にお願いがあります。頼むからデュエルスペースには業務用の冷房を入れて下さい。お客様のことを考えていない経営で潰れた某店は、経費をケチって家庭用のクーラーしか入れず、夏場は蒸し風呂の様な状態でそれはそれは不評を買っていました。その二の舞にならないようにして欲しいものです。


2日(土)

今日はチャージ3の日。
夏コミ前で仕事を休みずらい中、来て下さった皆様には感謝します。
で、私にリカヴィネを買わせた山梨の名無し氏から、面白い情報を得る。『リカヴィネの”寝間着姿”の上半身に”朝食中”の下半身を付けると萌え度がupする』というものだ。さっそく七星氏がそれを実行に移す。確かに萌える。スカートを外すのがポイントだろう。
だがしかし、ぼ・B氏はさらに萌える組み合わせを発見する。それは、”寝間着姿”の上半身に”カラオケ”の下半身、と言う組み合わせだ。
俺達、ダメかも。
ちなみに、優勝したぼ・B氏には、未開封のリカヴィネが1箱進呈されました。


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