日記(2005年1月)

過去の日記
25日(火)

オフィシャル掲示板に「魔切り・アブソのせいでアクエリはレアゲーと判断される」との趣旨の話を書いた。これは、これは、過去の日記に書いた事の焼き直しである。
さて、魔切り・アブソを既に持っている人、特に揃えるのに苦労した人からすれば、魔切り・アブソが安価に供給される事は面白くない話である。もちろん、その感情は当然だし、今後のエキスパンションを買い控えるも自然だろう。
この問題に関しては、一部の(あくまで一部に過ぎない)既存のプレーヤーと新規参入者で利害が対立している。だが、新規参入者が定着して、プレーヤーの数が増える事は、既存のプレーヤーにとってもメリットが大きい事を忘れないで欲しい。

それともう1つ。
私は、全ての初心者がトーナメントプレーヤーに育つ必要はないように考えている。
コレクションを主軸とする人、ファンデッキを回してカジュアルに楽しむ人、コミュニケーションツールとして楽しむ人、いろいろ居て良いと思う。
「全てのプレーヤーはトーナメントプレーヤーを目指すべきだ」との考えを前提にしている人が多いように感じる。そう言う人が、かなり乱暴な言動をするのが非常に気になる。


24日(月)

今週はリセが発売される。
私は、このTCGにかなり期待している。
何故か?
これを説明する為に、私の考えるアクエリの長所と短所を挙げてみる。

○長所
・『萌え』をウリとしたTCGである。
・イベントを開催するサポートが強力で、遊ぶ場が十分に提供されている。(定期的な全国大会、店舗レベルでの大会開催への補助など)
○短所
・ゲーム性が悪い。(システム自体は面白いのだが、カードの出し方が良くない。また、他のTCGでは大会の場での振舞い方を「フロアルール」「ペナルティガイドライン」などを作って公表しているのだが、それが行われていない)
・キャラクター性が弱い。

上記の特徴がリセではどうだろうか?

・PCゲームを原作としたリセもまた『萌え』をウリとしたTCGとなっている。
・2005年内に行うイベント内容が発表されており、それなりにサポートが強力。遊ぶ場が十分に提供されそう。
・ゲーム性に関しては、少なくとも普通の出来になっていれば、アクエリよりは上になる。また、大会の場での振舞い方に関しては、既に「ガイドライン」と言う形で他のTCGの「フロアルール」に相当するものを発表しているし、「ペナルティガイドライン」に類するもの作る事を予告している。
・人気の高いPCゲーム多数が原作なので、キャラクター性は十分に強い。

まあ、端的に言えば、ブロッコリーがアクエリよりキャラクター性の高いTCGをちゃんとサポートする形で出すのであるなら、それはアクエリよりも期待できるって事である。


23日(日)

今日はおもちゃのさいとうさんで公認大会。
使ったデッキを晒してみる。

使用デッキ『魅了的なクラリス』
4 ファーマシスト
4 アストロロジスト
2 見習い魔女
4 ホムンクルス・メディウム
4 ホムンクルス・パティシエ
4 ホムンクルス・サーバント
3 フレッシュ・ゴーレム
3 豹司書
4 スライム少女
1 明るい使い魔 ”使い魔D−TP型”
1 知的な使い魔 ”使い魔D−LN型”
4 ホムンクルス・フォーチューン
2 ホムンクルス・シリーズ
3 ホムンクルス・ファシネイト
3 ホムンクルス・デモニック”カイン”
3 ホムンクルス・キティ”チカ・タイガーフィート”
4 アルケミスト ”クラリス・パラケルスス”
4 マイスター ”クラリス・パラケルスス”
3 創造者 ”クラリス・パラケルスス”

クラリス3段デッキのつもりなんだけど、完成したら、ホムンクルス・ファシネイトやカインやチカでビートダウンするデッキになっていました。
このデッキの特徴は、
・プロジェクトもファストもパーマネントも入っていない。よって、対戦相手にデッキを読み違いさせる事ができる。また、対戦相手がデッキに存在しないアブソ・シャドウベイン・死の印を警戒する事は、無駄な行為なのでアドバンテージとなる。
・瞳の赤いカードが多い。

とりあえず、使ってみての感想。
・0コストの4/4/4強えー。特にチカは、3段パーツ回収の役に立つアビリティも強い。
・クラリス3段目になる必要がない。2段目すら必要ないかも知れない。
・ドリーンや天草四郎時貞を入れた方が良かったかもしれない。
・精神攻撃持ちのブレイクが少ないのが辛い。ホムンクルス・フォーチューンやホムンクルス・シリーズから何枚かタイニーシュガーに換えるべきであった。
・カシオペアの豹司書は萌えない。SagaI版に換えるべきであった。
・ホムンクルス・ファシネイトが超萌え。4積みにするべきであった。
・ビスケス版のチカが萌えない。サザンクロス版にするべきであった。
・ホムンクルス・フォーチューンが萌えない。タイニーシュガーにしておけば良かった。


23日(日)

俺の価値観だが、大会で対戦に勝った時の要因を、喜びの大きい順に挙げてみる。
 メタゲーム>プレイング=デッキ構築>>(超えがたい壁)>>相手のミス>運>>(超えられない壁)>>資産差
正直、運で勝ったら「面白くない」。
資産差で勝ったらマジで「つまらない」。

さて、私は「魔切り・アブソはレアなのはオカシイ。何らかの手段で供給すべきである」と言う意見を持っている。これは、過去の日記でも述べた話である。 FB徳島さんのコラムに「トレーディングカードゲームは、そもそも不平等を楽しむ遊び」と言う話がある。これを引きあいに出した反論が存在する。
だが、それは反論になっていない。何故なら、TCGで『不平等さ』を楽しむには『価値観の不一致』が必要だから、である。
TCGの楽しみ方が人によって違うから、不平等さを埋めるトレードが成立する。コンプリートする人、好きな作家のカードを集める人、特定のカードを無限回収する人、ゲームをする為に強いカードを集める人、価値観が違うから不平等さを楽しめるのだ。
コンプリートを目指す場合でも、人によって引いたカード・引かないカードが存在するから、トレードが成立する。全員が同じカードを引き、同じカードを引かないのであれば、トレードにならない。
カードイラストだって、沢山の作家さんが描いていて、人によって好きなイラストレーターが違っているからトレードになる。全てのカードが同じ絵師だったり、全ての人が同じ絵師を好きだったりしたら、トレードが成立しない。
絵に対する萌えだって同じ事が言える。例えば乳の大小だけで一律に決まるのでは、無限回収とかされるカードがみんな同じになってしまう。巨乳好きな人とか、つるぺたしーしー系が好きな人とか居るから、人によって無限回収とかをするカードが違って来て、トレードになる。
ゲームをする場合での需要もそう。人によって好んで使う色が違うから、使わない色同志のトレードが成立する。色だけでなく、好む戦術によっても使うカード・使わないカードが発生する。

あと、念の為に言っておくと、私は魔切り・アブソは両方とも4枚以上持ってます。


21日(日)

昨日のサミットレポの続き。
2人のスピーチから、以下のことが読み取れる。
・今回の改革は、ユーザの不満を取り除くのが目的。
・目的の達成の為に、単純に要望の多い改善を行うわけではない。結果的に多数のユーザの不満を取り除けるなら、希望する人が少数の意見も取り入れる。


20日(木)

書くタイミングがなくて逃してたけど、2004年の11月にTCOCの後であったジャッジサミットの簡易レポなど。
最初に、木谷社長のスピーチ。以下は要約。
・2005年の年明けに改革第2弾を発表し、2005年3月には改革を終わらせる。
・「税制は、なるべく公平に作られているが、それでも、誰もが何らかの不満を持っている」と言う話を喩えにし、多くのユーザの最大公約数となるような改革を進める。
次に中井まれかつ氏のスピーチ。以下は要約。
・自分は多数決を信じない。多数から出ている意見を受け入れるんじゃなくて、少数から出ている意見でも、全体を考えて良い方法なら、それを取り入れる。
2人のスピーチの後は、交歓会となった。

閑話休題。今日、聖夜さんとチャットしていて出たネタ。
モノポリーの各権利書の萌えっ娘化。
例えば「ニューヨークっ娘はシティガールでオシャレな雰囲気、声は堀江由衣」とか、こんな感じ。
以下は、その場で出たネタと、後で私が考えたネタ。夏コミは、この路線で行こうかな、とか。

鉄道:眼鏡っ娘 時にペンシルバニアとボルチモア&オハイオは仲良し。
ダークパープル:小麦色の肌をした元気っ娘
ライトブルー:メイドさん
ライトパープル:ツインテールっ娘
レッド:巫女さん
グリーン:巨乳のお姉さん系
ダークブルー:お嬢様。
ちなみにチャンスカードの「ボードウォークへ進む」は執事。


19日(水)

長い間、ほったからしていると、死亡説や引退説が流れるみたいなので、更新を再開。
なるべく更新するようにします。

とりあえず近況。 去年の日記で主要なテーマになっていた失敗プロジェクトからは、一応、解放されました。残業も休日出勤もなくまりました。
一応、未だに散発的なバグ取りが発生してます。お客さんの本番環境を使ったテストを始めてからに導入してから1年近くたって、ようやく落ちついたみたいです。
今日はこんな所で。


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